自己分析からの留フェロの宣伝(^^)ノ | AT POMONA COLLEGE

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LA郊外のリベラルアーツカレッジでの大学生活

こんにちは!

海外の大学に通っているみなさん、

海外の大学を受験しようと思っているみなさん、

いつも通り長めの前置きですが、最後までご一読を。

 

この時期、私と同年代の日本の大学生のみなさんは就職活動を頑張っている方も多いですよね。おつかれさまです。

この前、高校時代の親友とスカイプをしたときに、就活の話を聞きました。まずはみな、自己分析をするとのこと。そのためのハウツー本を読む学生も多いとのこと。今までの経験がいかに今の自分を作っているのか、どんな自分を作っているのか、じっくり振り返るとのこと。

 

聞けば聞くほど、私がアメリカの大学を受験したときにやったことと似ているなぁと、イメージが湧きました。

アメリカの大学受験では、センター試験のような指定試験の点数だけでなく、高校の成績や先生からの推薦状などに加えて、エッセイを数本提出します。このエッセイは、ただの志望理由や将来の夢よりもはるかに個人的な場合が多く、書くにあたって自己分析をすることが重要です。

例えば私の場合、ダンス部で副部長をした経験や、日中青年会議というサマープログラムに参加した経験から、自分の性格、長所短所や興味分野を分析したり、そのような所謂課外活動に当たらない趣味、例えば、小学1年の頃から続けている書道について熱く語ったりしました。

 

受験のエッセイに挑む前から、私はどちらかというとそういう自己分析じみたことを好んで行っていたように思いますが(考えすぎだよ、とか、真面目、とか言われつつ、、、)目的を持って順序立てて分析したことはなかったので、エッセイに取り組み始めたときは、どう始めればよいのか、かなり戸惑いました。友達に、私の長所と短所5つずつ言って、と頼んだり、マインドマップを書いてみたり、試行錯誤しました。今思えば就活生用の本が役に立ったのかもしれないとも思うのですが、そんなことも知らず、大学受験用の自己分析本は英語では多く出版されているものの、なかなか手に入らず、そんなとき一番助かったのは、海外大学受験をした先輩方のご指導でした。

書いたエッセイを添削してもらうのも役に立つのですが、書くプロセスを始める前に、同じようなプロセスを経験した先輩に隣に座って自己分析を手伝ってもらっていなければ、アメリカの大学受験はかなり難しかったと思います。

というのも、先程書いたように、試験の点数、高校の成績、課外活動歴、受賞歴、推薦状、そしていくつかのエッセイを通して自分を大学に対してアピールする際、それらを通して自分の人間像が浮かび上がるような一貫性が必要だからです。それには、自分の経験がどう繋がっていて、どう今の自分を作っているのか、ちゃんと計画する必要があります。アプリケーション全体を通して、自分の伝えたい部分がバランスよく伝わっているかどうかを、他の人と、特に受験経験者と一緒に確認するのは、とても貴重な機会です。

 

それで今回は、そんな機会を紹介しようと思い、回りくどい前置きを書きました。

 

NPO法人留学フェローシップ。(ふた夏前の私たちの写真が1ページ目にどーんと出ていて恥ずかしいのですが、ホームページはこちらです→http://ryu-fellow.org

簡単にまとめると、日本の中高生に海外大学進学を選択肢のひとつとして考えてもらうため、また、海外大学進学を切り口に主体的に自分らしく生きる道を探してもらうためのNPO法人です。ちょうど3年前、団体設立のために東京から京都まで新幹線で向かいながらちょっぴり大人気分を味わっていた(当時高校生でした!)のがとても懐かしいのですが、私を含め数名の高校生、大学生の海外大学受験経験者と、数名の日本の高校教員の方々とで始めた団体で、略して留フェロと言います。もともと日本(の高校)から海外大学に進学する学生のコミュニティは小さく、小さいが故に進路相談やエッセイ指導において助け合いの精神が浸透していたのですが、その助け合いを組織化してみようという試みでもあり、個人的には、先輩方に助けてもらった恩を次の代の高校生に返していきたいという動機もありました。

 

留フェロのプログラムをふたつ、簡単に説明します。私は2014年、2015年に企画運営に携わったので、今年の方向性とは少し異なった認識をしているかもしれませんが、ご了承ください。

 

留学キャラバン隊

海外の大学に通っている学生が、海外大学進学情報が手に入りにくい地方を中心に、説明会やワークショップを開いて回るツアー。必ずしも海外大学進学者を増やすためではなく、それまで当たり前のように捉えていた大学受験、進路選択を、海外を選択した大学生の話を聞くことで、より広い視点で捉え直してもらうためのプログラムです。語るのは、海外大学進学の輝かしい話ばかりではありません。受験が思い通りにいかなかった話、入学してから現実を見た話、時には、理由があって通い続けられなかった話、様々なストーリーを、海外大学受験を軸に、大学生がプレゼンします。

 

留学サマーキャンプ

海外大学進学者と進学予定者(大抵3月に高校を卒業しているのでギャップターム生と言います)と受験を考えている全国の高校2、3年生が1週間弱一緒に生活をして、徹底的に自己分析、エッセイ執筆を行う合宿のようなものです。主に、受験全般やエッセイに関するプレゼンテーション、大学生自身の自己分析のプレゼンテーション、大学生と高校生1対1の相談タイムなどが毎日行われます。

また、ファミリーといって、キャンプ開始前の応募書類をもとに、大学生とギャップターム生計2人と高校生4人ほどにグループ分けが行われます。受験経験者の2人が特定の高校生数人と深く関わることで、お互い仲良くなり、キャンプを通して成長を感じることができ、より密なメンタリングが行えるという仕組みです。キャンプ後も交流は続き、受験シーズンまでずっとエッセイを添削したり、高校生の大学進学後も連絡を取り合ったりしています。

 

そんな、帰国時によく渋谷でごはんを食べに行く、私のファミリーの高校生だったしゅんやから、今回キャラバンとサマーキャンプの大学生募集の宣伝をしてほしいと頼まれ、1ヶ月放置して(ごめんねm(__)m)やっと投稿するに至りました。

 

ということで、海外の大学への受験を経験された現役大学生(キャラバン隊応募条件)、また、英語圏の大学への受験を経験し、現在通ってる、または通われた経験のある人(サマーキャンプ応募条件)、必見!応募締め切りは4月1日(23:59EDT)です。

http://ryu-fellow.org/universitystudent-mentor/

この秋から海外大学に進学するギャップターム生のみなさんの応募も近々始まるはずなので、お見逃しなく!

そして、ちょっとでも興味を持ってくださった高校生のみなさん、キャラバン隊のツアー日程や、サマーキャンプ参加者の募集も、上記のホームページに載ると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。(または、留フェロのフェイスブックページをフォローしてください→https://www.facebook.com/ryufellow/)

 

また、ご質問等ありましたら、ブログにコメント、またはフェイスブックページにメッセージください。シェアなども大歓迎です。よろしくお願いします!

 

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