! ネタバレあります!未見の方はどうぞお気をつけくださいませ。


男はつらいよ 私の寅さん

『男はつらいよ 私の寅さん』 1973年


なんだか、とっても笑ってしまって、普通にめっちゃ笑います。
この家族の有様はシリーズ中でも素晴らしいんじゃないかと思いまして、なんといいましても、今回、いつもと立場が逆。
旅に出るのは、とらや一行。
留守番するのは、寅次郎。
そういえば前作で博が、「どこか広い所に行きたいなあ」なんて言ってました。
続けて観ていると、流れが見えてくるのが楽しい。

互いが互いを心配して。
互いが互いの、日頃の気持ちを知ったりする。
その機微がたまらんのです。
「おならブーか・・・生意気なこと言いやがって」
これがツボすぎて5分ほど笑います。天才。もう、天才。

美人が集う町、柴又で出会うマドンナは画家のキリギリス=岸田恵子といえばフランスパン。
タコ社長の優しさもあったりして。
しかもわたくし、これは初見だった気配。
ああ、見落としたままにならなくてよかった、よかった。


松竹公式サイト「寅の巻」全作品データベース第12作

[関連記事]
「男はつらいよ」全作鑑賞マラソン
<パレはつらいよ 渋川清彦奮闘編>秋田シネマパレ「男はつらいよ」イベント1
<パレはつらいよ 渋川清彦奮闘編>秋田シネマパレ「男はつらいよ」イベント2



↑面白かったらクリック☆ありがとう!人気ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村へ

blogramのブログランキング