爆笑ヒーロー映画
人を泣かせるよりも、笑わせることの方が遙かに難しい。
爆笑である。
ありがとうございまあああす!
祭りだ祭りだ、アメコミ祭りでマーベル祭り。
アホアホしいこと満載で、皆が皆、笑いを取ろうと隙を伺っている。
マーベルコミックのヒーローたちが集結するシリーズ、アベンジャーズから、今回はマイティ・ソーが主役。
マイティ・ソーのエピソードとしては、時系列的に『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の後。
あの時にドエライことがワーワー起こった。
その後なのだけれど、まあ、色んなことがうやむやになるので楽しい。
あ、この人達はこうなっていたのか!と思うと、楽しい。
徹底して、ポジティブ。
昔の喧嘩なんてものは、水に流していこうと。
そんなことより、でっかい敵が現れたからまずは戦おうと。
シンプル・イズ・ベストだ。実に、正しい。
衣装メイクを大胆チェンジ
マイティ・ソー役のクリス・ヘムズワースの髪型が変わるという大事件が発生。新鮮! カッコよし!
これまでの髪型がアホアホ度を増していたのかと、再認識。
私事ながら、トム・ヒドルストン演じるロキ様の大ファン。
衣装替えもあり、新鮮! カッコよし!
グランドマスター役のジェフ・ゴールドブラムが強い。印象的に。
笑いの波に堪えられないほどだが、ジェフ・ゴールドブラムだと気づかなかった自分に、乾杯。
美しき敵、ヘラ役のケイト・ブランシェットも、ケイト・ブランシェットだと気づかなかった自分に、鉄拳制裁。
浅野忠信の消化不良感は、何とかしてさしあげたい。
タイカ・ワイティティ監督はコメディアン出身! うほー!
ニュージーランドのマオリ族とのハーフであり、その生まれが影響しているといえば、言える。
なお、『モアナと伝説の海』の初稿を書いたのはワイティティ監督だ。
もはやコスプレ
一言でいえば、くだらないのである。←絶大に褒めてます。
その尊さといったら、宇宙規模だ。
いつもならば、ハンマー一発で終了。
ところが、そのハンマーが手元に無かったら、どうするか。
そんな固定設定やルーティンを覆して始まる、大騒動。
各キャクターの顛末も、コントすれすれ。
日本語吹き替えで鑑賞しましたが、天海祐希、沢城みゆきはもちろん、声優担当陣もハマりすぎ。
ゲストも登場、エンドロールのお楽しみも健在だ。
CGアクションも迫力満載。
ビュンッ!と来て、グワーッ!となる。語彙の乏しさ、すみません。
デカいって迫力だなと。
怖いなと。でも笑うなコレは、と。
全編、アーケードゲームのような色彩と俊足CG、ド派手な音響に身を包まれる幸福感。
もはや、全員がヒーローには見えなくなっており、ただただ、大人がコスプレをしているように見える。
結果、猛烈に楽しいのである。
あ。ストーリーはというと、キーワードは協力、である。
ありがとうございまあああす!
スクリーン(日本語吹き替え版)(2017年鑑賞)
Thor.Ragnarok
2017年・アメリカ
監督:タイカ・ワイティティ
製作総指揮:スタン・リー 他
原案・脚本:エリック・ピアソン
出演:クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、テッサ・トンプソン、アンソニー・ホプキンス、イドリス・エルバ、ジェフ・ゴールドブラム、カール・アーバン、浅野忠信、ベネディクト・カンバーバッチ、タイカ・ワイティティ、マット・デイモン、ルーク・ヘムズワース、サム・ニール
日本語吹き替え版 声優キャスト:三宅健太、平川大輔、天海祐希、大塚芳忠、沢城みゆき、宮内敦士、金谷ヒデユキ
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※鑑賞の感想です。情報に誤りがございましたら御一報頂けましたら幸いです。