離婚調停が成立しました | 夫婦問題解決のために ~ひとりで悩まないで~

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あなたに笑顔が戻るまで。

5月のブログの中で、ご相談を受けた内容を投稿させていただきましたが

その続きを書かせていただきます。

前回の内容はこちらです→理由が分からない


2回目からの調停に付き添わせていただき、終了まで見守ってまいりました。

今回の掲載についてもご承諾をいただいております。

その後、1ヶ月程に一度のペースで調停が行われていきましたが、ほとんど

毎回のように相手方の仕事の都合でギリギリになって日時が変更されまして

時にはさらに1ヶ月先になることもありました。

奥様は元々自分から望んで申し立てた調停ではなかったので・・・

相手方の結婚生活は続けられないという意思が固かったので泣く泣く同意

する形になったのです。

それでも調停の場では離婚したい意志を伝えなくてはならず、複雑な心境を

抱えながら臨んでいたことと思います。

なのに相手方は当初から調停で自分の意志をはっきり言わず、「離婚したい

意志が見られない」と、調停員さんに思われるようになっていました。

何故自分の考えを伝えられないのか?

いざ調停が始まってみると気持ちが変わったのか?

一人になるのが寂しくなったのか?

色々思いは巡りました。


3回目の調停の時に、具体的な事柄を決めていかないといけない時期に・・・

相手方の気持ちがはっきりしないということで、『二人で話しあってください』と

調停員さんから言われ、その日は具体的な事は全く決定できず、先に進まな

いまま次回に持ち越されました。

えっ!?それは珍しいことではないでしょうか?

二人で話し合えないから調停を行っているのです。


調停以外の場で二人で会えというのでしょうか?

という思いが奥様と私の中にありました。

相手方が、もしかしたら復縁を望んでいるかもしれないと考え、次回の調停まで

もう一度話し合って何らかの決定をしてきてほしいとのことだったのでしょう。

奥様は、自分から離婚したいと思ってとった行動ではありませんでしたが、その

段階ではすでに奥様の気持ちは離婚に向けて固まっていたので、もし相手方が

復縁を考えているとしたなら・・・

今さら・・・

という気持ちがあったにも関わらず、万が一相手方が真剣に復縁を申し出てくる

のなら、その方向も考えたいとおっしゃっていました。

ですが、次回までの約1か月間・・・


相手方からの連絡は一度もありませんでした。

そこで奥様は復縁はないと判断し、さらに決意を固めたのでした。


そして4回目の調停日を迎え、相手方の意志ははっきりしないまでも、奥様の

条件を受け入れるとのことでしたので、そこから具体的な事が決められていき

ました。時間に限りがあるので、また次回に持ち越す内容を残しましたが先に

進みました。


ここまで来るのに半年以上かかっています。

お子さんは日に日に成長しています。

奥様は、育児をしながら毎日の生活に追われ、自分の気持ちをコントロールし

ながら、日々戦ってきたのだと思います。

私も経験のあることでしたので、とても他人事とは思えませんでした。


そして、5回目の調停です。

奥様も私も、今日が最終日かもしれない・・・という思いがありました。

いつものように呼ばれては部屋へ行き、また控室で待つということを繰り返し

ており、告げられてはいませんでしたが調書を作成していましたので、最終日

の雰囲気は漂っていました。

3度目に奥様が控室に戻って来られた時に・・・

終了したことを伝えてくださいました。


調停成立です。

これまで、色々な思いを抱えながら日々葛藤してきたことと思いますので、

ようやく一息ついていただき、これからやらなければいけないことも沢山あり

ますが、気持ちの上で休息していただき、これからは前だけを見て進んでいっ

てほしいと思います。


途中、調停を中止することになってしまうのか・・・

と思うくらい話し合いが留まったこともありましたが、奥様の落ち着いた心持

が波風立てることなく成すべき方向へ導いたのではないかと思っています。



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