つづきです
前記事
「如月福島冬祭1、拠点は飯坂」わたなべパン、波来湯
「如月福島冬祭2、激熱湯と夕食」安くて美味しい入舟旅館
「如月福島冬祭3、江戸時代からの祭(1)」暁まいり、神楽、寺
雪の坂道をなんとか下り、墓参りを済ませ…
道が平ら気味になった所で、旧参道に合流。
ここから頂上まで、お宮が連なる。
大鳥居と…
持ち宮。
ここで私、おもむろに笛(篳篥)を取り出し、吹きました(笑)
神社でよく流れてる「越天楽」という雅楽の曲。
勝手に奉納演奏のつもりでしたが、通りかかった方々には怪しく見えたかも…?
しっかし山で吹いたらすっごく響く!
いつも吹いてる楽器とは思えないほど音が通り、上手くなった気がした(笑)
篳篥ってこんな音がするんだ~!(今さら改めて感激)
雲多かったけど、吹いたら日が差してきて…
旧参道をさらに登った曽祖父・作の観音堂に着いたら、また日が差してきて。
キラキラ暖かい光に包まれた気分に☆
その後、夕方のわらじ奉納まで晴れてました。暖かくなって助かった。
お宮が連なる急坂の旧参道をさらに登り…
最後のお宮。
車OKの道との合流地点に到着。
大わらじは車OKの道からくるので、ここで待ってる人達もチラホラ。
(旧参道と各宮の説明、前記事コチラ)
ここからは、大わらじも↓この旧参道を通ります。
(江戸時代は、お宮連なる旧参道も通った)
普通に登るだけでも大変なんだけど!
やっと手水舎。
そして頂上の羽黒神社、拝殿。
ここにも、大わらじ到着を待つ人々が。
境内の祠にお賽銭入れが設置されてる。
いつもは無人なので、置いてません。
左は湯殿の石塔。
昔は、湯笹神事も行われていたようで…
どうりで私、四万温泉の湯立て神事が好きなわけだ。
(最初は饅頭投げで良い思いをしたからだけど、今や雪景色の山中での神事を見るのが喜び。)
信夫山にはいくつか山の頂きがあり(それぞれ山の名称有り)
うち1つに湯殿山神社もあるから、次回は行ってみたい。
雪が解けてドロドロの境内。
屋台で達磨と、柚子飴色々(昔、柚子の産地として北限だった)
いつも閉まってる社務所も開いて、御守りなど売ってました。
15時過ぎ、先導の天狗登場。
岩々しい道と雪残る階段を下駄で…さすがだ…。
そして、大わらじが到着。
担ぐ棒を外し、引っ張ってきたようです。
でも引きずる事はしないのね。これは大変だ…。
やぐら(現代版)のてっぺんに人が上がってて…
大わらじをロープで引っ張り、吊るします。
無事、奉納できました。
江戸時代からの祭を観られて感無量。
(資料読み直してみたら…)
「暁まいり」の元は、昔の神仏習合時代の「法会・神事」で…(全10日間)
ふもとの黒沼神社へ神輿が下り、神楽を行い、山頂の羽黒神社に還り結願。
その還る日に、人々も参拝に登り朝日を見て帰宅した。
1675年(江戸時代初期)以降、法会は無くなり神楽第1期の終了。
人々の参拝と大わらじの奉納が合体(+のちに神楽第2期開始)=「暁まいり」に。
!?神輿あったんだ~!
自分の神輿好きも、これまた納得。
(羽黒神社の説明、以前の記事コチラ)
神社を後にし、別の道からガイドセンターへ。
最初の信夫山行きで知り合った先祖関連の方にご挨拶。
たまたま居合わせた大わらじ担いだ方が、なぜか破魔矢を譲って下さった!
なんでなんで!?本当にいいの!?という感じですが…
ご利益何倍もありそう♪かなり嬉しかったです。
(画像の御守りは自分で購入。わらじ型の健脚守り。他に縁結びもなどもあります。)
七曲り坂を通り、山の裏側の本家へ向かいました。
雪が残る土の道。日が暮れる前に下りたい。
途中、山神社の鳥居が雪に映えて綺麗でした。
山神社はまた雰囲気が違って、凛とした空気があります。
(七曲り坂や山神社の説明、以前の記事コチラ)
つづく
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芹沢友綺
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