皆さん こんばんは! 子宝相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、先日お客様よりご紹介いただいた鶴見隆史医師の本の内容から、『うつ病は薬では治らない。 治すにはまず腸から』について、ご紹介したいと思います。
厚生労働省の発表によると、日本で精神疾患のため医療機関にかかっている患者数は、2012年に320万人を超えたといいます。精神疾患にはさまざまな病気がありますが、中でもとくに多いのがうつ病です。
うつ病は心の病と捉えられがちですが、何より問題なのは「腸」です。
脳腸相関といって、脳と腸はつながっており、ストレスがひどいと腸が真っ先に悪くなります。
逆に腸の具合が良いと脳も正常に機能して、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが活性化するということがわかっています。
よく、うつ病は「心」の病気といわれますが、
「心」=「腸」
うつ病は腸からの病気です。また、怒りの慣用句に
「腹がたつ」
「腸(はらわた)が煮えくり返る」
「腹にすえかねる」など、
「腹」という字が多く使われるように、腸は脳を支配しています。
腸を良い状態に保てば、脳(心)の状態も良くなります。
しかも全身の95%のセロトニンが、なんと小腸から分泌されていることがわかってきました。
腸を良くすればセロトニンもたくさん分泌される。
つまり腸を良くすればうつ病にならないと考えて良いのではないでしょうか。
うつ病の治療には抗うつ剤投与が主流ですが、副作用のリスクは甚大です。
それよりもまず腸を整えれば、安全かつ確実な治療ができるのです。
私(金丸)は、頷きながらこの内容を読ませていただきました。
「なぜ、鬱(うつ)になるのだろうか?」
という原因を探り、見極めて改善するようになることが本来の治療だと思うのですが、今の医療の中で『抗うつ薬』を延々と出し続けるのは、必要な方もいらっしゃるでしょうが、治療ではなくコントロールのような気がするのです。
東洋医学では、昔から自律神経を整えるのは脾胃(消化器を中心とする内臓)だといわれますが、検査もない時代に、よく当時の人は気付いたな~、素晴らしいな~と思います。
このことは、子宝相談においても言えることですが、一時抑えの必要な時も確かにあるでしょう。しかし、多少時間が掛かっても、原因を探り、見極めて改善しないことには、根本から体質は変えることはできないのです。
私にとって、とても共感できる本でした。
私が今月パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、『賢く食べて秋を楽しもう! ~食べ合わせの話~』についてお話しています。よかったらお聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
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