こんにちは。今日も楽しいマキオカです。
一昨日、塩山のホームセンターでコンパクトピザオーブンを発見しました。
バーベキューコンロの上に置いて、炭火でピザを焼くタイプ。
一般の家庭では使いづらいせいか、売れ残り価格になっていました。
尾上製作所のこのピザオーブンは、温度計付きのステンレス鋼板でできていて、セラミックのピザストーンもピザピールもついている。
おお、これってホームセンターがうちのために仕入れてくれたんじゃないの?
神様、ありがとうございます!
喜びを周囲に氣取られぬよう無表情で、心の中はホクホクとエビス顔で、ピザオーブンをカートに入れる。
実は以前からピザ釜に憧れていた。
でも自分で作るにはハードルが高い。
耐熱レンガ等のお値段もそれなりにするし、設置場所も難しい。
さらに使用頻度を考えると、ちょっと二の足を踏んでしまっていた。
だけどこのコンパクトピザオーブンなら、貸し出し備品としても最適。
お客様、喜んでくださるといいなあ。
うきうきとお金を支払い、センターハウスで説明書を読む。
ふむふむ。
調べてみると評判もよさそう。
尾上製作所「コンパクトピザオーブン」で絶品ピザを焼く!!
これ、うちのキャンプ場にぴったりだねっ!
11月に友達が来た時、ピザを焼いて試してみよう。
そうそう、写真を撮ってFBに載せて、お客様に知ってもらわねば。
屋外で撮った方が雰囲氣が伝わるかな?
大事にピザオーブンセットを抱きかかえて外に出る。
うん、この辺で撮ったらいい感じ。
いそいそとバーベキューコンロの上にピザオーブンを置いてみる。
おお、かっこええ!!
パチリと写真を撮る。
「よし。」とひとり呟きにんまりと笑う。
さて、セラミックのピザストーンとピザピールは、取りあえず備品小屋に置いておくとするか。
と。
どうしたことか、ピザストーンがビニール袋からするりと抜け出て、ブロックの上に落ちた。
足元に落ちたピザストーンをしばし凝視する。
・・・・え?
うそでしょ?
買ったばかりのセラミック製のピザストーンは・・・見事に割れていた。
うっそーーーーー!!
何で???
ビニールが・・あうあう・・☆※×・・な、何で?
もはやゲシュタルト崩壊・・。
慌てて拾い上げ、ピザストーンとピザピールと説明書の入ったビニール袋を見てみると、袋の下が開いている。
うっうっうっ。
ちゃんと上向きに持ったのに、下の方が開いてるなんて反則だよう。
どこにもぶつけようのない怒りと悲しみに襲われ、脱力する。
ストーンだけにストーンと落ちて粉々になりました・・・なんちって。
(あまりのショックに、ワケがわからなくなっている)
んもう、ばかばか、わたしのばか!!
とっても悲しい。
い、いいんだもんね。
きっとこれも天の采配なんだもんねっ!
「転んでもただで起きない」が座右の銘のわたし。
この悲しみを乗り越え「ああ、あの怒りや悲しみがあったればこそ!」と言ってみせるわ!
はーはっはっは!!(泣き笑い)
それはともかく。
鎌倉に粉々になったピザストーンを持ち帰り、早速ネットで調べてみる。
尾上製作所のピザオーブンについているセラミックのピザストーンは、2000円で売ってはいるが。
どうせだったらいいものを選びたい。
ピザストーンで検索すると、イタリアのDeLonghi(デロンギ)製がよさそう。
1300℃の高温で粘土を焼き上げたピザストーンは、天然素材で温度変化に強く、丈夫で、食材から出る水分や油を程よく吸収し、パリッと焼き上がるとのこと。
うーむ。
尾上製作所のピザストーンより小ぶりだが、天然素材で丈夫だというところも氣に入った。
早速注文する。
が。
みみっちいわたしの場合、これで「めでたしめでたし」というわけにはいかない。
だって割れちゃったピザストーンちゃんが、あまりにも可哀そうじゃないですかあ!
・・というより、わたしの「もったいない精神」が猛烈にうずくんじゃあ!!
ごめんね、わたしの不注意で一度も使ってあげられなくて。
まるで童貞のまま散ってしまった宮沢賢治のよう・・・。
ピザストーンとして使うのであれば、接着剤を使うわけにはいかないけれど、別の使い道なら、いける!
そうだ。
ピザストーンは水分を取るそうだから、湿氣の多いトレーラーハウスのクロゼットに敷いたらどうだろう。
早速、接着剤でくっつけてみる。
これからマキオカネイチャークラブにいらっしゃる皆さま、是非コンパクトピザオーブンをご利用してみてくださいね。
その際、お取り扱いには十分ご注意下さい。
そして近い将来、マキオカネイチャークラブのどこかに設置されているはずの補修されたピザストーンちゃん、ホントにごめんね!
つづく