毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ

【人に対しての言動が延長線上に何を起こすか】

 

 

私たちは日々の生活の中で、他の人に影響を与えていることがあります。

それは直接かかわった人だけでなく、その先の人までに及ぶこともあるのです。

 

あなたはそんな影響力について考えたことがあるでしょうか?

 

本日は、「人に対しての言動が延長線上に何を起こすか」というお話です……。

 


人に親切にした時、人に嫌な思いをさせた時、じつはその後に、良いことにせよ悪いことにせよ影響をもたらしてしまうのです。

 

たとえば、
真心をこめてつくった料理を人に分けたとします。すると、
もらった人が感謝する → その家族が食べて喜んでくれる → 複数の人に良い思いをしてもらえることができた。

 

人に対して失礼な行為をしてその人を怒らせてしまったとします。すると、
相手が怒る → その相手は機嫌が悪くなり人に当たる → さらに当たられた人が不快になる。

 

良いことも、悪いことも、このように連鎖して行くのです。

 

先日、わたしの知り合いの専門学校に通う女の子が、こんな体験を聞かせてくれました。
ディズニー・シ―で、お土産を買った時の店員さんとのやり取りです。

 


女の子「荷物を一つにしたいので、先ほど買い物したものと一緒にして頂いてもよろしいでしょうか…」
店員「ハイ、結構です。それではそちらのお荷物を一緒に袋に入れましょう」
女の子「ありがとうございます。助かります」
店員「お客様の丁寧なお言葉をいただき、とても気持ち良くなりました。今日一日爽やかな気分で仕事ができます。ありがとうございました」

 

その女の子は、帰宅して家族にこのことを話しました。
家族は、娘さんの丁寧な依頼の仕方、そして、それに対するお店の人の粋な感謝の言葉に対して、とても幸せな気持ちになったそうです。
良い行為の延長線上には複数の人を幸せな思にする連鎖があるのです。

 

 

本日は、「自分の言動の影響力」というお話です。