SMAP解散騒動に見る芸能界 | GOUJIのブログ

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SMAP解散騒動に見る芸能界

SMAP解散というニュースがNHKで流れたそうですが、SMAPと言えば今まで芸能界を引っ張ってきた5人でしょう。
5人5色の色があり、素晴らしい人達だと思います。解散して自分の道を開こうと思うのも当然と言えば当然です。
ですが、ジャニーズ事務所をやめて日の当たるような活躍をされていたのは「あおい輝彦さん」ぐらいしか思い当りません。

ジャニーズ事務所では、かなりの時間をかけてスター予備校生を集めていますね。
自分のところのアイドルがTVに出るとバックで踊ったりさせて、スター候補生を探し出していました。
事務所にまで、おっかけのファンが出来るまで待ってデビューという形をとってますね。
特にジャニー喜多川氏は少年野球をしていた「あおい輝彦さん」達4人、少年を集めて「ジャニーズ」というグループを作って芸能界に乗り込んで成功した方だと認識してます。
ジャニー喜多川さんにはスターを見抜く力があるとメリー喜多川さんは雑誌で語っていました。

ジャニーさんが「ジャニーズ」のコンサートに北公次さんを連れて行った事が「フォーリーブス」を作るきっかけになったのではないのではないでしょうか。
その後、郷ひろみさんを見出して見事に「郷ひろみさん」は世紀のトップアイドルになりました。
「郷ひろみさん」がジャニーズを辞めてしまいジャニーズ事務所は危機に陥り、小さな事務所に移転されてたような事を残間里江子さんとの雑誌対談記事を読んだような気がします。
小さい場所に移るのは女性経営者だから出来たのだとメリー喜多川さんの事を讃えていた事をおぼろげに憶えています。

その後、「たのきんトリオ」で田原俊彦さん近藤真彦さんと続けてアイドルを世の中に出しました。
野村義男さんをジャニーさんは最後にデビューさせて可愛がっておられましたが、デビューの時期が遅かったのかどうかわかりませんがアイドルではなくギターの道に行かれました。
ギターの道では野村義男さんは成功されているので良かったですね。

光GENJIが一世を風靡してジャニーズ事務所は芸能界では不動の地位を得たのではないのではないでしょうか。
北公次さんが「光GENJIへ」という本を書かなければジャニーズ事務所でのアイドル伝説は続いたでしょう。僕も「光GENJIへ」を購入して読みました。
続編は購読はしないで立ち読みで済ませました。水清くて魚住まずという言葉があります。
芸能界というところでは色んな事があるという事は某運送会社で事務員として働いていた時に、玄関先まで配達のアルバイトをしている方から伺いました。
配達先では下着のまま応対に出る女性芸能人とかエトセトラ知っていますが、某フリーアナウンサーのように働いていたところで知った良くない事は書かない方がいいでしょう。

DA PUMPが出るまで、男性アイドルがTVに出る事を許さないほどジャニーズ帝国は続きました。

今回の解散騒動記者会見で木村拓哉さんが一部で叩かれてますが、彼には他の4人とは違い妻がいて子供がいます。
木村拓哉さんは今回は自分の立場を踏まえて大人の対応をしたのだと思います。
今、急がないでも、このまま、ジャニーズ事務所にいれば5人とも重役になれるでしょう。
ジャニーズ事務所を解散ということになれば当然、今までの芸能界の常識としてTVに出る事を事務所は妨害するでしょう。
TVに出る事を許せば、育てたスターが次々に事務所から巣立ってしまう事を認める事になるでしょう。
芸能界というところは「人間」という前に「商品」として考えるのは当然です。
一人のスターを育てるまで何億円というお金が投資されているので、事務所だって元を取り、利益を取るのは当然の事です。

ましてや、SMAPはジャニーズ事務所が特に可愛がって育てたグループではないのではないでしょうか。
可愛さ余って憎さ100倍という事にもなりかねません。

SMAP全員がもう、50代の壁の手前に来てます。50代となれば、まず仕事の幅が狭まる事が多いのは有名な事です。
50代を乗り越えて60代まで仕事を続けるのは、どんなに才能があふれた方でも難しいのです。
今までは、頭を下げてもらって仕事をしていたのに、今度からはこちらから頭をさげて仕事をもらうしかなくなります。

真っ白いところから始めるよりジャニーズ事務所の中で我儘を言って好きな分野で仕事をすればいいだけです。
独立して上手くいくのはホンのわずかです。
SMAP育成のアイドルをジャニーズ事務所で作っても面白いし秋元康さんのように作詞なども手掛けるとますます面白い。
あのSMAPがどんなアイドルを育てたか、育て方はどうか話題になるかも知れないし、秋元康さんみたいにお金持ちになるかも知れない。

今、すぐに独立は考えない方がいいと思う僕なのでした。


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