先日、久しぶりのお休みをいただきハワイへ行って参りました。
実はハワイは初めてだったので、期待に胸を膨らませての訪問。
とにかく良かったのは気候!
湿度が低くジメっとしていないため、日差しが暑くても爽やかな風が心地良さを運んできてくれる。(日本のように潮の香りはしない。)
それから、ハワイのビールがとっても美味しい。
街はプラスのオーラで満ち溢れている。
海がとってもきれい。
今回、そんなハワイで本場ロミロミマッサージを受けてきました。
色々と勉強になりました。
ロミロミとスウェディッシュマッサージでは、発祥国の気候からその理念や効果には大きな違いがあります。
まず、使うオイルの量が違います。
暑い国(ハワイ、バリ、タイなど)では、たっぷりオイルを使用することでその蒸発と共に体温を奪い、体を冷やしてくれます。
寒い国(スウェーデンなど北欧)では、少なめのオイルで適度の摩擦を与えることで血行を促進し、自己免疫力をアップしていきます。
今回ロミロミを受けて思ったこと。
ロミロミは、そもそも快適な室内サロンで受けるものではなく、暑い屋外で受けるマッサージであるということ。
多めのオイルは体温を奪っていくので、冷房の効いたハワイの室内では途中から体が冷えて寒くなるということ。
今回施術を受けたサロンでは、部屋は冷房、ベッドにはホットカーペットという矛盾した環境で帳尻合わせをしていた・・・。
これでは、ホットカーペットで汗をかき、汗とオイルが蒸発していくことで体温は奪われ冷房で更に冷やされるという、ハワイに居ながらスウェーデンのオーロラの下でマッサージを受けるような不思議な感覚だった。
マッサージとは、体が求めているもの、体に足りないものを調整していくもの。
体が置かれた環境に合った施術こそがまさにそれなのだろう。
冷えから来る慢性的な筋肉の疲労や凝りに悩む人が多い日本においては、ロミロミよりもスウェディッシュマッサージの方が合っているのかもしれないと思った。
世界一気持ちいいマッサージはスウェディッシュマッサージであることを確信した今回のハワイ旅行でした。