サンガーデン鞍手3号館の添田です
3号館では新たなTさんが入所され、
以前にも増し活気に溢れ元気よく生活されています
話題は変わりますが、
僕はサンガーデン勤務の間に
日中事業所のデイゆたかに月数回ほどお手伝いに行っています
日々の居住棟との生活ぶりの違いに新たな発見と喜びを感じます
そんな中で、自分自身小さく(?)大きく(?)考えてしまう事がありました
僕は「猫は好きか?」と聞かれると、
それ程好きではなく、知人の飼い猫に「ヨシ、ヨシ」と頭を撫でる程度で、
野良猫に至っては、空気のような存在でした
そんな僕の前に・・・・
昨年の梅雨時期の雨模様の中、サンガーデン勤務を終えて
デイゆたかに行こうと駐車場に向かうと車周辺から
「ミャーミャー」と鳴き声が小さく・・・・
また一段と小さくなった鳴き声が、かすかに聞こえてきました
車の下を覗くと、子猫がタイヤの隙間に挟まり、身動きの取れない状態で
手を差し出しても、もがき必死に噛みついて頑張っていました
抜けないので、車のジャッキアップを行いタイヤを外し何とか救出
しかし喜びも束の間、全く歩く事も出来ない状態でした
”野良”だし、”デイにも行かないと”だし、
”サンガーデンには15:30には戻らないと・・・” 等、
頭の中は自分個人の考えで色々交錯していたのですが、
デイの方々からのアドバイスや、
スタッフが病院にも実費で連れて行ってくれたり、
所長に相談すると良い返事を下さったりと
今ではデイのスタッフの家族として元気に過ごしている様で
感謝感謝です
独りでは、何もできなくても相談を行い、
皆で生命を共存できて、チームワークの大切さ・・・
助けたはいいが、その後のケアーの決断力・・・
生命の誕生から命の大切さ・・・ 等々
すごく実感させられました
利用者さんの活力になれるように
支援力も今以上に精進、努力して行きたいと思います
今後共に宜しくお願いします