目線をあわせて・・・ | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

先日お誘いがあり、妹が勤めるデイサービスのお祭りに家族総出で行ってきました。

 

毎年この時期には船の上だった弟も今年は陸にいるということで、奥さんを連れて初参加をしたため大所帯です。

 

何かと大人数になってしまう家族のことを、弟は友人たちから

“また、All hands on deck(全員船のデッキへ集合)やん(笑)”

と揶揄されていたそうですが・・・

 

そんな総員デイサービスへ集合の私たちをよそ目に、妹はカメラマン、ステージでの催し(ジュースの一気飲み、ビールの一気飲みなどの)の出場者集めや説明、福引係、利用者様ご家族や来賓の方への対応と忙しそうに走り回っていました。

 

妹より一足先に帰った私たちは、祭りでの出来事などを話して盛り上がっていましたが、そんな中で弟がこんなことを言い出しました。

 

弟 『姉ちゃん(次女)、すげーよね。ステージ前に集まった子どもたちにわざわざしゃがんで膝をついて話しよったよ。』

義妹 『ほんとほんと!私そんなことしたことない!』 と珍しい様子。

 

妹は日頃からお年寄りに接している為、自然と自分より目線の低い相手に合わせる習慣ができているのだと思いますが、異業種でありお年寄りや子どもと日頃接することのない二人には違和感を感じた様子でした。

そして、違和感はあったものの、普段のおちゃらけた様子とは違い、どのような相手に対しても腰を低く対応する妹の姿に敬意を払っている様子でした。

 

異業種とはいえ、今回の心に残るような行為は、おそらく今後の二人の行動にも影響を与えることになるでしょう。私も、様々な場所にアンテナを張り、気持の良い他者の行動を吸収していきたいと思った出来事なのでした。

 

                                 じょぶS

 

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