お前をわしの弟子にしてやろう! | ローマの街で。。。

ローマの街で。。。

美しい街ローマ。観光では楽しい街だが、生活すると色々な面でテキト―な事が多いローマ人。
そんなローマ人にイライラすることも多いけど、自分なりに楽しく生活できるように毎日過ごしています。
ローマでの出来事や私なりに思ったことを日記に書いています。

昨日の日記に書いたけど、エンジニエレが誕生日を忘れた罪悪感から、バースデーケーキを焼いてくれるト言うので昨日焼いてもらった。
言っておきますが、生まれて初めてのベーキングするんです。この人。
大丈夫かな?と心配な私でした。。。

まずは材料を買いに行ってもらい。。。

材料の分量を教えて、あーやってこーやってって説明して、私の監督のもと始めました。


粉の測り方を教えている時だけ喧嘩したけど、それ以外とても良い生徒でした。

口で教えたらその通りに慎重に作ってた。

まーエンジニアってある意味、几帳面で細かいことがしっかりやるタイプだから私よりお菓子作りに向いているのでは。。。とも思ったわ。

それにね、大学の化学のクラスの実験で物質を計ったり、ビーカーに入れたりよくやっていたらしいので手つきは悪くなかったわ!

20年近く一緒にいるけどこの人もやらせればできるんだと初めて知った。


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卵白を泡立てたものと黄身を泡立てたものや粉類を混ぜるさい、下からすくうように混ぜてね。って口で言ったらちゃんと潰さないように混ぜてました。

お菓子作りもある意味化学反応みたいなものを利用して作るものだと思うんだけど、卵白を泡立てた際に出来たふわふわ感を崩さないようにそしてお粉がしっかり混ざるように下からすくうように混ぜるんだよって言ったら化学反応的なことを理解している彼には普通の人がお料理を作るのとは違った化学的な角度からお菓子作りをしているのかもしれないな~って思った。


生地が焼けて生クリームを塗り、上にイチゴを乗せたところ。

イチゴを買ってきてすぐエンジニエレがサイコロ型に切り、砂糖をまぶして置いておいたの。
これは彼のアイディア。
実はこれが後で良いお味を出すのよ。欲張ってイチゴをたくさん乗せすぎたので少し取り除きました。

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巻くのがちょっと難しかったので私が手伝いましたがそれ以外は全てエンジニエレ作です。

スライスもエンジニエレがしてくれて。。。

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キャンドルをつけてくれた。

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はい、こちらが切ったもの。

生クリームとイチゴを混ぜたものを余分にお皿に乗せてくれて一緒にいただきました。

ちょっと潰れた形だけど許して~。

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イチゴに砂糖をまぶしておいたことでイタリアのイチゴも甘くなり、それから出たシロップをエンジニエレがスポンジにまぶしたんだけどイチゴの香りがスポンジに染み込んで美味しかったわ。

イチゴと生クリ―ムのミックスしたものを横に添えてたとき、見た目を良くするために少し山の形になるように一生懸命形を作っていたり、本当だったらクッキ―のクランブル(崩したもの)を上からちょっとかけたり、薄いクッキ―をイチゴ生クリ―ムの上に刺したら完璧なデザ-トになったのにな。とも言ってたわ。

これはきっと、Master Chef(お料理の番組)の見すぎだわね。

最後に、「師匠、僕は合格したでしょうか?」と聞くので、

「合格じゃ!良くできたのでお前をわしの弟子にしてやろう。」と言っておいた。

すると、「安心しました。師匠」と言いおった!

私がそんなに怖いのか?!


いや、でもね、生まれて初めて作らせて巻くところだけ私が手伝ったけど、ここまでできたのには正直驚いております。

これからもっと色々作ってもらお~っと。


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