このサンカルロ劇場は現役の劇場ではヨ-ロッパ最古のものだそうだ。
ブルボン朝、ナポリ王国の王、カルロ三世によって建造された。
開場は1737年11月4日。
これはミラノのスカラ座が開場された41年前、ヴェネチアのフェニ-チェ劇場の55年前のことである。
建築家ジョヴァンニ アントニオ メデラーノとアンジェロ カザーレが劇場の建築を任された。
1816年の火事で建物のほとんどが焼けてしまい、残ったのは外の石壁だけだったらしい。
その後、アントニオ ニッコリ-ニによって9ヶ月で建て直された。
現在見られる劇場はこのとき建て直されたものとほぼ同じそうだ。
劇場のバルコニーシ-トや劇場の額縁は馬蹄形
天井画はアントニオ、 ジュゼッペ、そしてジョバンニ カッマラ-ノによって描かれ、彼らはステ―ジのカーテンにもたずさわったようだ。
舞台、正面上にはブルボン家の紋章と今でも動いている時計で飾られている。
こちらは王様専用だったバルコニーシ-ト。
ジャキ-ノ ロッシ-ニやジュゼッペ ヴェルディなどの有名な音楽家がこの劇場のために作品を書いた。
こちらはヴェルディの石像。
こちらはイタリアだけでなく、アメリカでもテノールのオペラ歌手として有名であったエンリコ カルーゾの銅像。
ツアーを終えてカフェに行くと、ちょっとしたパフォーマンスをしていた。
体格のよい女性二人が歌っていました。
こちらのカフェにはナポリで有名なカフェのScatruchioのお菓子が売られていました。
このScaturchioには先日日記に書いたカフェGambrinusとは別に訪れたかったカフェなので、この次の日に一人で行ってみたの。
そのことについてはまた別の機会に書きたいと思います。
このカフェの右側にある出口から出ると、その前はPiazza del Plebiscito(プレビシ-ト広場)
があり。。。↓