アメリカのパパとママを連れて都庁に登った時のこと。。。
展望台から下に降りるエレベ-タ-の列に並んでいたら、ママが観光用のスタンプ(おそらく都庁のビルの形のスタンプ)をエレベ-タ-近くで見つけた。
”あっちょっと押してくるわ~。”っていってスタンプのあるテ-ブルに近づき何に押すのかと思ったら。。。
パスポ-トを出した!
そして入国のスタンプなどを押すぺ―ジにそのスタンプを押した!
2種類のスタンプが置いてあったんだけど2ぺ―ジを使って2つとも押していた!!!
列に戻ってきたママに私は、
”そんなところに押しちゃいけないんじゃない?”
って言ったら、
「 なんで?どっちにしろこれがいっぱいになるくらい旅行はしないし。。」
って答えが返ってきた。
まぁ確かにそうかもしれないけど。。。
彼女の斬新さにびっくりこいた私でした。
数日後、桜を見に近所の桜並木へ出かけた時。。。
道に落ちていた桜の花を
「これ、押し花にしよーっと 。」
と綺麗な花を拾い上げたママ。
そしてパスポートを出して花を挟み込んだ。
パスポートは押し花づくりの本でも、落書き帳でもありません。。。
と心の中で思ったけど、もうこの時は注意すらしなかったわ!
昨日エンジニエレにこのことを話したの。
そうしたら爆笑してたわ。
アメリカ人でもあるエンジニエレなら彼のアメリカのパスポートに同じようなことをするかどうか聞いてみたの。
そうしたら、名前やパスポート番号が記載されてい場所を変えているわけではないから大丈夫だとは思うけど、アメリカのことだから、見つかったらうるさく言われそうだなって言ってた。
入国のスタンプするページを私用で使うことが違反かどうかはわからないけど僕はやらないね。とも言ってた。
見つかった時は
「パスポートは国家の所有物です。その所有物に落書きのような私用の要件を書いた罪で憲法XX条違反の罪で逮捕します。」
とか言われて別の部屋に連れていかれそうだな〜。ってニヤニヤしながら冗談たっぷりで、検査官の真似してた。
(パスポートが国家所有のものかは適当な予測ですけどね。)
そしてあのページを好きなように使えるんなら、
「あー僕はそんなに旅行をしないしどちらにしろこのページは余りますのでここに日記を書いてます。」
って日記を書き始めるわ!
と、皮肉たっぷりなジョークも飛ばして来た。
アメリカや日本のパスポートがどれだけ貴重なものなのか?当たり前に権利を与えられた国民はありがたみがわからないかもしれないけど、このパスポートを欲しがっている人は世界にたくさんいると思うの。
以前、まだロシアがソ連だった頃、師匠が仕事でソ連に行った時。。。
ホテルでチェックインの時にパスポートを預け、後で返してもらった際、数人いたうちの師匠(アメリカ人)ともう1人アメリカ人のパスポートだけが自分達のものでなく他の国のものだったらしい。
最初は気づかずホテルを出たらしいがパスポートが違うことに気づき、ホテルに戻り自分たちのものを返してもらったらしい。
師匠いわく、あの頃特にアメリカのパスポートは貴重だったので高く売れたらしい。
だからアメリカ人2人のパスポートだけ入れ替えられたんだって言ってた。