ロ-マテルミニ駅そばの交差点でサッカ-ボ-ルを頭でバウンスしているおじさんがいた。
以前、ロ-マの中心地のどこかで同じおじさんがこのパフォ-マンスをしているのを見たことがある。
おじさんは頭でボ-ルをとんとんしては、信号待ちしている人に自分のパフォ-マンスを見せて、チップをもらっている。
こちらは↓パフォ-マンスが終わり、車の運転手などにチップを求めているところ。
おじさん、結構な歳の割にはボ-ルの扱いが上手かった。
ロ-マの交差点ではこんな人や、窓ガラスをきれいにしてくれる人、ティッシュなどを売る人、新聞を売る人がいる。
新聞を売っている人たちはイタリア人のオ-ナ-に雇われたパキスタン人とかが多かったりする。
ティッシュなどを売っているのはアフリカ人、そして窓ガラスをきれいにするのはパキスタン人系とか東欧系、かな?
で、この窓ガラスをきれいにする人たちは儲かったお金(たいした金額にはならないと思いますが)からショバ代をジプシ-に支払わなくてはいけないと聞いたことがある。
これらの信号などのある交差点はジプシ-が仕切っているようで、そこで窓洗いをするならジプシ-にショバ代を払わなくてはいけないらしいのだ。
ま~じ~で~す~か~!!!
交差点はロ-マ市のものなんですけどね。
悪い人はどこにもいるんだな。
以前、とある交差点に東欧(たしかルーマニアの人だったかな?)が窓ガラスのクリ-ニングをしていたらしい。
そしてその人とはエンジニエレが仕事に行くときに毎日会っていたらしい。
毎日窓ガラスをきれいにしてもらわなくても、数十セント彼にいつもあげていたそうだ。
そういえば毎朝、細かいコインはないか?と言ってコインを集めてたな。
で、エンジニエレはこの男性のことを”僕が養子にした男性。”と読んでいた。
毎朝会って、信号が赤だと向こうも”おはよう!げんきか?”とか声をかけてくれて、エンジニエレも”元気か? 君の子供たちはどうしてる?”とか世間話のようなことをしていたらしい。
で、ある日、私とトラムに乗った際、エンジニエレが”お~僕の養子があそこにいる!”って言って数メートル先のこの男性の方に歩いていた。
私も一緒についていくと、”お~久しぶりだな~。元気か?奥さんはどうしている?”とか親友と話すような感じで、そして”あ~彼女は僕の妻です。”とか自己紹介されました。
エンジニエレは”このごろいないけどどうしてるの?”って聞いたんだけど、”あそこではいまやっていないんだ。”ってあそこではなんだかできなくなったことをエンジニエレに話していた。
しょば代が払えなくなったのか?
かわいそうに。
それにしてもいろんな面でめんどくさいジプシ-だわ!
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