先日までちょっと変わった方たちとトスカ-ナの家でハウスシェア-をしていました。
変わった方とは。。。。。
鷹の雛たち。。。。。
ここ数年、毎年ではないけど結構頻繁に鷹がトスカ-ナのお家の外壁にある鳩用の穴(伝書鳩が住めるようになっている穴)に巣をつくり子供を産んでいる。
今年は3~4羽この巣に雛が孵った。
この写真に2羽目がちょっと顔を出してるでしょう?
ある日窓から外を眺めたら鷹の赤ちゃんと目があった。
お互い10秒くらい目が合い、見詰め合った後、私は窓の中に顔を戻した。
数秒後また顔を出してみるとまだ雛がこっちを見ていた。
大きなお目目で不思議なものを見るような眼差し。。。。。
雛の鳴き声を動画で撮ってみたよ。
これが伝書鳩が住めるようになっている外壁についている穴。
その中に小枝を使って巣を作っています。
この写真の巣は上の写真の鷹の巣ではない。
去年か一昨年、巣を作ったときのもので別の鷹のもの。
もしかしたらここで巣立った雛鳥が今年の雛を産んだのかもしれない。
お母さん鷹がえさを取って来てはここで上の写真になるくらいまで雛を育てる。
これくらいまで大きくなると雛が巣立ちをして飛ぶ練習をする。
でも一度巣立ちしたら巣には戻っては来ない。
もし上手く飛べなくて猫なんかがいたら餌食になってしまう。
このちょっとした鳥用のテラスで外を見ては自然界の様子を探り、お母さんに餌をねだっているのだろうか?ピ-ピ-と鳴いていた。
ある日ショッピングから返って来たらおそらくこの2羽だと思われる鷹の赤ちゃんが庭で飛ぶ練習をしていた。
低いところを飛ぶ練習をしているときは猫に狙われないか心配だったけど次の日、家の周りを見たらやられた気配はなかったので無事に巣立っていったようだ。
その次の日窓の外から外壁を見たらまた別の一羽がテラスに止まっていて、私と目が合った。
すると次の日その鷹が巣立って行き、庭を歩いていた。
猫が来ないか見張っていたらやっぱり猫がやってきた。
必死に庭から追いやり、この鷹の赤ちゃんは木の上に上ることができた。
そこから窓際に飛んでみたり、また地面に降りたり、ちょっとはらはらしたけど次の日はもういなかった。
猫にやられた気配もなかったのでこの子も無事に巣立ったようだ。
トスカ-ナの家は1500年代に建てられたもの。
その時代か?その後か?わざわざ穴を作っているのだから伝書鳩を使っていたようだ。
この穴は家の表側と裏側に数個ある。
ここにフクロウが巣を作っていたこともある。
夜、フ~、フ~と大きな寝息?単なる呼吸?のような音を立てていたふくろう。
たまにすごい寝息?呼吸?の音でびっくりすることもあったけど、こういった自然界のものと一緒にハウスシェア-できるなんて家が守られているようでうれしい。
もともとはこれらの動物が先に住んでいて私たちが後から来たんだから、シェア-しているでなくてシェア-させていただいているって言うべきだね。
窓から外を見あげ、上空高~い所で飛んでいる羽を大きく広げた鳥を見るとハウスメイトの鷹ちゃんかな~と思う今日この頃である。