詩「なずな」夏枯れ始まる花の小道 てを繋ぎ幼い君と歩いたかすかな思い出を呼び起こす白く小さななずなの花は暑い日ざしを受けながらしだいにカラカラの乾燥花と変わりたおやかなまでに地へ還っていったまるで君と僕の恋のようにしずかに しずかにその姿を終わらせていった....君もなずなの花を見たとき僕の存在を思い出してくれているかな?