カテゴリ:音楽 [洋楽]
洋楽特集 第24回 残暑お見舞い申し上げます。 夏の終わりの音楽 をどうぞ・・・ 巷では、春先から予約を入れていたお盆の計画が 不意の台風に台無しにされた旅行帰りの客で溢れかえる中 我が家では、大雨の中仕方なく夕餉の買い出しに向かったスーパーで 店内に入るのをまるで伺っていたかの様に この所見るのも珍しい、見事な虹がかかる程 嘘の様に晴れ渡った空を 自然の摂理に翻弄され、散々な休日を過ごした虚脱感に苛まれながら 今日本中が、様々な想いを胸に 同じ様に見上げている事だろう と フト思った、 夏の終わりの 最後の休日の午後、 な今日この頃をいかがお過ごしでしょうか さて 70年~90年代を中心に、子供の頃、若かりし頃、耳にして来た音楽をご紹介する 洋楽特集 『~どうぞ』 シリーズ その第23回 今回は この時期には定番の、夏の終わりを感じる曲を集めてみました☆ それではスタート! △▼△▼△▼ Spandau Ballet - True (1983) スパンダー・バレエ - トゥルー 収録アルバム 『True』 Spandau Ballett (画像参照: wikimedia) 当時のイギリスでニュー・ロマンティックと呼ばれる 後にビジュアル系ロックに影響を与える音楽ジャンル全盛の時期に 活躍したバンドで ライバル関係にあった デュラン・デュラン と人気を二分する ブリティッシュ・インヴェイジョンを代表するバンドでした 本曲は モータウン・ソウルへのオマージュ的バラードの大ヒット曲で 日産ラフェスタのTVCMで 日本でもお馴染みの曲です 揺蕩う様なメロウな曲調を、トニー・ハドリーのダンディズムな声が 心に永遠の夏を刻む様に 印象深く唄い上げます 全盛期には デュラン・デュランとは イベントで共に出演した時は 楽屋を離す処置をする程に 両者は強いライバル意識を抱いていたと聞きますが 今ではボーカルのトニー・ハドリーがソロ活動で デュラン・デュランのカバーを披露するなど 良好で良い関係に変わっている様です☆ △▼△▼△▼ Chris Rea - On The Beach (1986) クリス・レア - オン・ザ・ビーチ 収録アルバム 『オン・ザ・ビーチ』 Chris Rea (画像参照: wikimedia) アダルト・コンテンポラリーの旗手としてデビューし グラミー賞ノミネートの実績がある イギリスのブルース系ポップ・アーティストです 本曲は マツダ・エチェードのCM曲として 日本ではおなじみの曲でしたが 世界的ヒットは逃しております ビリー・ジョエルの様な売り方でデビューした当時から ブルース色を抑えようとするレコード会社の考え方に難色を示し 会社側の意向に馴染めないままその後もアルバムを制作しますが どれもヒットに繋がらず 5枚目に至っては、ほぼ デモテープをレコードにする程 レコード会社にも 見放された存在となりますが そのアルバム以降から欧州でブレイクをし 主に、全英チャートで活躍する アーティストになって行ったという経緯がある 全米チャートとは無縁なアーティストの様でした 本曲は、ギタリストでもあるクリスの アダルト・コンテンポラリーな演奏をバックに エッジの効いたブルース・ギターが響く 夏の終わりの秘めた大人の恋を、しゃがれたアジのあるボーカルで 情感を込めて語りかける様に 唄われる 名曲だと思います △▼△▼△▼ Mr. Mister - Broken Wings (1985) Mr.ミスター - ブロークン・ウィングス 収録アルバム『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』 Richard Page (画像参照: wikimedia) ベース、ボーカルのリチャード・ペイジは TOTO、シカゴへの加入の話を全て蹴り 本バンドを結成し ギターの スティーブ・ファリス は 後97年にヘビーメタルバンド ホワイトスネイクに参加し ドラムの パット・マステロット は 後にキング・クリムゾンに参加するという 実力者揃いのラインナップで 84年にデビューしたアメリカのバンド Mr.ミスターの 全米一位となったアルバムからのシングル曲で 広大なアメリカの大地をイメージする 彷徨う心の行方を問いかける様な 実力のあるボーカルで壮大に唄い上げる 非常にスケールの大きな楽曲です その後ヒットに恵まれず解散し ボーカルのリチャード・ペイジは TOTOかシカゴに入っていれば 業界から消える事は無く、 洋楽ファンの間では選択を誤った『一発屋』の様に良く語られるバンドですが むしろ、アノ時期の TOTO か シカゴ に入る事自体 老舗を後ろ盾に成り上がり終わる『一発屋』的選択とも捉えられ 日本のオリコン1位など比べ様にもならない程巨大な 全米チャート1位という栄冠に輝く事も無かった事を思えば 太く短く生きる選択は、自明の理と言えたのかもしれませんw △▼△▼△▼ The Cars - Drive (1984) カーズ - ドライブ 収録アルバム 『ハートビート・シティ』 Ric Ocasek (画像参照: wikimedia) ギター・ボーカルのリック・オケイセックと ベース・ボーカルのベンジャミン・オールが中心となって結成された アメリカのニューウェーブバンド、カーズ最大のヒットとなったアルバムからの 大ヒットシングル曲です リックの持ち味の ビートとエッジの効いたタイプの曲が多いカーズには珍しい 今は亡き ベンジャミン・オール がボーカルを取る 巨大な雲が流れて行く様なイメージの スケールの大きなアレンジのバラード曲で 大きな流れを止められない様を傍観するかのシリアスな内容など カーズにとっては異色のナンバーとなっております 88年の解散後、2000年にニューカーズとして リックの代理として なぜかトッド・ラングレンが加入し復活をしますが クイーン+ポール・ロジャース の時の様に、お互いの代表曲を演奏するという コラボ色が濃い企画だった様に感じましたw △▼△▼△▼ FOREIGNER - Waiting for a Girl Like You (1981) フォリナー - ガール・ライク・ユー 収録アルバム 『4』 Mick Jones (画像参照: wikimedia) マルチな才能を持つギターの ミック・ジョーンズと 元キング・クリムゾンの イアン・マクドナルドが 中心となって結成されたフォリナーから イアン・マクドナルドが脱退し 4人体制となり制作された ビルボード1位を獲得した大ヒットアルバムからの 大ヒットバラードナンバーです 元々プログレッシブなアプローチのアメリカン・ハードロックを ソウル・フルでディープな叙情的ボーカルを持ち味とする ルー・グラムのボーカルで唄い上げる ユニークなスタイルを持つバンドでしたが 本曲のヒットや、84年のシングル『アイ・ウォナ・ノウ』の 初のシングルチャート全米No.1を獲得するバンドへと変化して行きます しかし、商業ヒット的バラード路線に切り替えて行く ミック・ジョーンズのバラード路線方針に難色を示したルー・グラムは 対立の末、脱退再加入を続け、2003年に正式に脱退する事になります 奇しくも『4』の大ヒットで、商業路線のレールに組み込まれる不本意と 自我との間で揺れ動いていたバンドの様が 84年の大ヒットアルバム『プロヴォカトゥール(煽動)』で描かれる 下地となった様な印象があるのは、何とも複雑な思いがしますw △▼△▼△▼ という所で今回は終了です それでは本日も 素敵な一日をお過ごし下さい。 ■■■■■■■■■■■■■楽天市場■■■■■■■■■■■■■■■ 【CD】ゴールドーザ・ベスト・オブ・スパンダー・バレエ [ スパンダー・バレエ ] 価格:1430円(税込、送料無料) (2020/8/20時点) ■ 【輸入盤CD】オン・ザ・ビーチ(デラックス・エディション) [ CHRIS REA ] 価格:2685円(税込、送料無料) (2020/8/20時点) ■ 【CD】プレイリスト:ヴェリー・ベスト・オブ・Mr.ミスター [ Mr.ミスター ] 価格:1259円(税込、送料無料) (2020/8/20時点) ■ 【CD】ハートビート・シティ(エクスパンデッド・エディション)<SHM-CD> [ カーズ ] 価格:2263円(税込、送料無料) (2020/8/20時点) ■ 【CD】ヴェリー・ベスト・オブ・フォリナー [ フォリナー ] 価格:1430円(税込、送料無料) (2020/8/20時点) ■ 【送料無料】パラソルセット ガーデンパラソル 210cm ベース21kg ガーデンパラソルセット パラソル UVカット ビーチパラソル 傘 ガーデン カーデンファニチャー 価格:6670円(税込、送料別) (2020/8/20時点) ■ 八角 ガーデンテーブル 3点セット 八角形 折り畳み 折りたたみ式 木製 天然木 パラソル穴付き (色:ホワイト / ブラウン) 価格:26800円(税込、送料無料) (2020/8/20時点) ■ マキタ CF102DZ 充電式ファン 本体のみ 14.4V/18V 100V【3193】 価格:7890円(税込、送料無料) (2020/8/20時点) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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