ソノライフ1stアルバム「COLORS」レビュー【連載最終】 | ソノライフ 千坂 Official Blog



そんな訳で、今月毎週のように千葉県は柏市、我孫子市辺りに出没しております。

今週末25日は我孫子市にあります「アビイクオーレ」でのフリーライブで!

10月!というわけでハロウィンなので!この日は仮装をしてライブを行う予定ですよ~!
ソノライフの仮装姿を見たい!というマニアックなあなた!
是非お越しください♪
ハロウィン雰囲気満載でお届けします!


さて、タイトルですが。昨年の10月末以降、筆を温めていた?連載企画!
いや決して忘れていた訳ではないですよ?笑
収録曲の解説をどどんと!していきましょう。1年越しにして!笑 
今回で最後です。では行きましょう。

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「僕と君のダンスナンバー」

70年代が青春時代だった人は何となく分かる、ディスコソウルナンバー。
アースウィンド&ファイヤーとかインナーサークルとか、思わず腰踊るような音楽が元々好きで。なんかそうゆうパーティーチューンが欲しいなあ~!と思ったので作ってみました。
サビをまるまるっと作り上げて、そのデモ音源を相方に投げるという、割とソノライフらしい作り方です。Aメロ、Bメロは北出節が炸裂している感じですね。笑

イントロのギターのカッティングフレーズから呼応するかのようなベースのフレーズはちょっとシェリル・リン辺りを意識した、感じです。
この曲、実はサビの部分で女性とユニゾンで唄っているのですが、これを唄っているのはレーベルメイトの「ぱんぷきん」です。

楽器隊のレコーディングの時、コントロールルームで仮唄を入れているのを聞いてた
ぱんぷきんが「私でも唄えるかも!」と言ったのにピンと来て。
「じゃあちょっと唄ってみて」と試しに録音、そして混ぜてみたらあら不思議。
いい感じに馴染んでいるんですよね。
なので、後日きちっとした形でレコーディングをし直して、ソノライフ史上初の男女ユニゾンボーカル曲が完成!というわけなのです!

あと楽曲を通して、クラップ(手拍子)が入っているのですが、これはサポートメンバーとソノライフで、マイクの前でただひたすら叩いていたトラックが入っています。
イントロにわずかに話し声が聞こえるのはそのせいです。笑 あえて消すことはせず、臨場感を残すため、そのままにしてます。
曲の途中で手を叩くことに飽きたメンバーの一人がふざけ始め。
くすくす笑っているのですが、これはオケに混ざっているので、まったく聞こえません。笑

歌詞は、サンマルクのカフェで一気に書き上げたのは覚えていますが。
とにかく騒ごうぜ!という思いで書いたので、あまり悩まなかった記憶があります。

ミラーボールが回っているフロアーで夜通し唄う。というイメージなんですね~。
でもこの曲、ライブで1回しか演奏したことありません。笑
再現が難しいんですよね。これ~!どうしたものか。


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「色彩」

このアルバムのタイトル曲です。しきさいと書いて「いろどり」と読みます。
ライブでは大体最後に披露しますね~。
自分で言うのもあれですが、今の所、最もソノライフらしい楽曲なんじゃないかと思います。
とにかく良い曲を作ろう!という思いから曲作りが始まって。

アイデアとしてはまず、イントロのフレーズというかコードのアイデアが私の中にあり「いつか何かの曲で使いたいな~」と温めていたものがあって。
こんな感じでどう?というやりとりから、確か、ものの15分位でイントロからサビまでの構成が出来上がり、それを改めてデモ音源にしたものを、北出君からもらい。
それに私がメロディーを付けたのが、この曲が出来るまでの一連の流れです。イントロから曲を作るというのもなかなかないんですけどね。

サビのメロディーは、もうこれしかない!というハマったメロディーラインが浮かんで。
デモの時点で「色彩」というタイトルにすることは決めていたので
歌詞の中に色を入れたいな~と思っていたので、このサビに持ってきました。
というより「赤や黄、青に緑、数え切れないほどの色彩」という歌詞はメロディーのすぐ後に浮かんできました。

デモの段階では間奏あけの後、大サビを歌って終わりというシンプルな構成だったのですが。
みんなで歌えるような楽しい曲にしたかったので、「ラララ~」のコーラスを加えました。

終始真面目に制作していたので(笑)あんまり裏話もないのですが…。曲が出来上がってから、完成まで一番時間がかかった気がします。
ギターだけでも三本(アコースティックギター、エレキギター、クラシックギター)が入っているし、コーラスも10人位で歌ったものを重ねたり、タンバリンや鈴が入っていたり…。

そういえば、当初クラシックギターは入れるつもりはなかったのだけれど、レコーディング中に新しく手に入れたこともあり、せっかくだから入れてみるか!ということで急きょ入ったわけです。イントロのフレーズがそれです。

なんというか、音楽性の違うソノライフの二人が共通して好きな曲に上がる曲です。
まあ自分で自分の曲を褒めるのも照れくさい話なのですが。
何度歌ってても自分自身楽しい気持ちになれる曲なんですよね。

この曲を好きと言ってくれる人も多くて。

嫌なことがあっても、この曲を聞いたらそんなこと忘れられる!
っていう気持ちになってもらえたらありがたいですねえ。

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とこんな所でしょうか。

制作した当初とは曲への向き合い方も大分変ってますが。

やっぱり自分たちの曲で、楽しんでもらいたい!という想いはレコーディングを重ねる度に増していきます。

我々が主催するレーベル「86Music」の所属アーティストCHITTAのニューアルバムの制作もようやく終わり!晴れてソノライフの次のアルバムの制作にとりかかっているのですが。

ファーストアルバム以上に、温かくて、ふとした瞬間に聴きたくなる作品を作れたらなあと思っております。

実はファーストアルバムを制作してから、一切の曲作りを行わず。
その代わりに、色んな曲を聴き、ライブに行き、映画を見たり。
そうやってインスピレーションを溜めていって、自然と溢れるような形が理想的だったので。
これから一気に色々作り上げたいと思います。

コンセプトはなんとなく固まっているのですが
流れに身をまかせつつ…。
良い作品にしよう!


並々ならぬ決意に満ち溢れている私です!

とりあえず、今週末のアビイクオーレのフリーライブは必見です!

是非ソノライフに会いに来てください!


それでは、また。