「オトノワ2017」制作秘話【前編】 | ソノライフ 千坂 Official Blog
 
さて、先月の御徒町JAMSESSIONでの86Musicアニバーサリーライブにて、お披露目となりました、コンピレーションアルバム「オトノワ2017」我々、ソノライフと86Musicに所属する「チキンスープ」「CHITTA」の三組で作り上げた作品でございます。
勿論、プロデュースは全てソノライフなのですが、今回はこの「オトノワ2017」を制作秘話を交えつつ紹介していきましょう。
長くなりそうなので、前編、後編と二回に分けてます。
では、早速行ってみましょう!
 
1,「happy」 by CHITTA
数年前のCHITTAなら作る事が出来なかっただろう(自他共に認める。笑)、CHITTAの心地良いナンバー。結成から今日までの経験の賜物とも言えるのではいでしょうか。
アルバム収録曲候補のデモ音源の中で「即決」になった曲です。バンドアレンジにしたくなりましたが、本人達の意見も踏まえてあくまでシンプルに!ウッドベースだけ入れさせてもらいました。
実は最後の「ランララ〜ララララ〜♫」の部分は当初のデモ音源には入ってなかったのですが、プリプロダクション(レコーディング前のリハーサルですね)の時に私の案で入れさせてもらいました。ハッピーな感じにしたかったので!本当は北出君のコーラスもレコーディングしたんだけど、最後の最後でボツになりましたとさ。笑
なのでシェーカーでのみ参加しております。笑
 
2,「小守唄」 by CHITTA
「小さく守る唄」なので、「子守唄」と書くとボーカルのホウキさんに怒られます。笑 ピアノと唄のシンプルなバラード。
CHITTAは基本的に、ライブでこそ、その魅力が伝わると常々思っていて。
でもライブ音源を入れる訳にも行かないので、そこで試みたのが「一発録音」
昨今のレコーディングは各パートを順番に録音していって仕上げるのが普通なのですが。
この曲に関しては、そういうことは一切なし!!失敗したら最初からやり直しです!笑 
しかもスタジオに機材を持ち込んでのレコーディングだった為、その日はレコーディングエンジニアとして立ち会ったソノライフも息を殺して、一緒に録音してました!
我々はくしゃみはもちろん、鼻をすするのもNGなので!笑
86Music史上初の試みで、妙な緊張感の中、2テイク目でOK!
この辺りはさすがです。でもビートルズがデビューした頃はこんな感じで録るのは当たり前なんだけどね〜。なんて話をしたら「ビートルズってすごいんだなあ」とホウキさんが言ってたのが印象的でした。
 
3,「珈琲」 by ソノライフ
ソノライフが結成して、3曲目か4曲目に仕上げたオリジナルソング。
元々は、20歳位の頃に当時私が組んでいたバンドのオリジナルソングでもあったんだけども、コードを変え、お洒落間奏とDメロを付け足して、今の形に。
妙に歌詞が青臭いのはそれが理由。笑
歌詞は当時からほとんど変えていないので。
「これが若さか…!」と言いたくなる内容ですね。笑
デビュー前からも度々演奏しているけど、時期によってアレンジが変わって居たりして、今日まで明確な固定のアレンジがないまま来てしまったものを、ようやく音源化。打楽器で鳴っているのはタンバリンではなく「パンデイロ」というブラジルの楽器です。似ているけど全然違うんですよ〜!
いつか何かのタイミングで入れてみようと思っていたのですが、今回その夢が叶いました!なんて言っても唄入れがね、結構苦労しましたよ…。この曲は!
 
4,「La La La La」 by ソノライフ
ソノライフにはあまりない英語のタイトル。珍しく?タイトル決めるのにかなり時間がかかったんだけれども。最終的に歌詞に入ってるから、これで良いのでは?という北出くんのアドバイスにより決定!
このタイトル決めパターンもソノライフとしては初めてでした。笑
曲は、何だかルーズなレゲエみたいな曲が作りたくて。っていう話から小一時間位で出来た曲です。打楽器っぽく聞こえるのは実は机とか、ギターのボディーとか、椅子の上に置いたクッションを叩いたりしたものです!笑
シンバル位かな?唯一のドラムっぽい音は。
作詞は久しぶりにマクドナルドでの作詞作業(真夜中のスイングビート、声などマクドナルド作詞で生まれることが多い。らしい!笑)を敢行するも、全然浮かんでこなくて「こんなことしてたら、あっという間に日付変わっちゃうぜ~」なんて所から、着想を得て膨らまし。
最終的に後日、スターバックスで仕上げました←
多分これはライブをするごとに進化していく曲になりそう。
曲中の「ララララ~♪」と歌うところは是非、皆様に一緒に歌って欲しい部分です!


とりあえず、今日はここまで!
もちろんまだまだ話せることはありますけど、あとはライブのMCやラジオ、本人の口からで!

続きはまた後日!