何を伝えたか、ではなく、何が伝わったか、が全て | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

昨日、配信したBASEの予告動画の第三弾はご覧いただけたでしょうか。

 

まだでしたら、ぜひこちらからご覧ください。

 

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【BASE】予告動画第三弾 ~参加特典の紹介~

http://ameblo.jp/sinosakura/entry-12258561993.html

 

 

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「コミュニケーションでは、自分が何を伝えたか、ではなく、相手に何が"伝わった"のか、が全てである」

 

っていう言葉があります。

 

 

 

僕らは、子どもに、

 

「愛しているよ」

 

「信じているよ」

 

「頼っていいからね」

 

「いつでも相談してね」

 

などなど、伝えると思います。

 

 

 

ちょっと強めの言い方をすれば、子どもが、

 

「愛されていない」

 

「信じられていない」

 

「頼れない」

 

「相談できない」

 

って思っていたら、僕らが伝える上記の言葉たちには、何の意味も無くなります。

 

 

 

「それでも、何度も伝え続ければ、いつかは届くはず!」

 

っていうのは、実は条件があるんです。

 

 

 

それは、

 

「子どもに伝わっていて、子どもが受け取りを拒否している時に限る」

 

ということ。

 

 

 

この場合、僕らが何度も何度も伝え続けることで、

 

「あれ、本当は愛されているのかな・・・?」

 

って、子どもの心の扉を少し開けてくれる瞬間が来るかもしれません。

 

 

 

子どもが受け取り拒否していても、何度も伝えることで、そのことが少し理解されて、受け取ってもらえることがあります。

 

こういう場合は、何度も伝え続けることが有効です。

 

 

 

 

 

でも、そもそも、伝え方を誤っている時には、これは成り立ちません。

 

つまり、伝えるたびに子どもに、

 

「信じられていない」

 

と思われている場合ですね。

 

 

 

「親の気持ちは子どもに伝わらない」

 

「親だから仕方ない」

 

って言う人も少なくないんですが、それは間違いです。

 

 

 

ただ単に、伝え方を間違えているだけなんです。

 

ここでいう『間違い』っていうのは、本来伝えたいことと、伝わっていることがズレている、っていうことです。

 

 

 

子どもが受け取り拒否している場合には、子どもが受け取れないだけで、一応、伝わるには伝わっているんです。

 

自己否定が強い、っていうことですね。

 

 

 

でも、そもそも、子どもに「信じられていない」みたいに、真逆の意味で伝わっていることも少なくありません。

 

コミュニケーションが自分目線の自己満足なものになっているケースですね。

 

 

 

この場合、親がコミュニケーションのことを知らないだけなので、別に親に問題があるわけじゃありません。

 

コミュニケーションを学んで、実践すれば済む話です。

 

 

 

 

 

とはいえ、

 

「子どもを信じる」

 

「子どもを愛する」

 

「子どもが頼れる」

 

「子どもが相談できる」

 

っていうのは、どういうコミュニケーションを取れば、子どもにそう伝わるのか、ってあんまり論じられてきていません。

 

 

 

育児書や、子育て系のセミナーでは、

 

「こうしたらいいよ」

 

っていう方法論で語られることが、まだまだ少なくありません。

 

 

 

さっきも書きましたが、

 

・何を伝えたか

 

っていうのと、

 

・何が伝わったのか

 

っていうのの間には、大きな違いがあるんです。

 

 

 

で、

 

「こうしたらいいよ」

 

っていう方法論は全て、

 

『何を伝えたか』

 

っていう部分に属します。

 

 

 

だから、その方法で伝わらない場合は、方法を変える必要があります。

 

伝わらないんだから、同じ方法を取っている限り、いつまで経っても伝わりません。

 

ひどい時には、真逆な意味の重ね塗りをしていることもあります。

 

なので、伝わらないと思ったら、すぐに方法を変えるのがオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

でね。

 

ここからが、特に大切な話です。

 

 

 

 

 

子どもに、

 

「信頼されている」

 

っていうのが伝わってほしい場合、結局、何が伝わればいいのか。

 

 

 

これは、『実感』って言われています。

 

つまり、

 

「信頼されている『感』」

 

です。

 

 

 

子どもの中に、「信頼されている感」が蓄積されればされるほど、「伝わっている」っていう表現をしています。

 

逆に、子どもの中に、「信頼されている感」が蓄積されていなかったり、目減りさせちゃう場合は、「伝わっていない」っていう表現をします。

 

子どもに伝えた時の「信頼されている感」の度合いは、伝えた時の子どもの表情や、しぐさを観察していると分かります。

 

 

 

この『実感』が感じられていない時には、同じやり方で伝えても、『実感』は強くなりません。

 

伝え方を変えて、子どもが『実感』を感じられる伝え方を探す必要があります。

 

 

 

 

 

冒頭にも書いた、自己否定が強くて、伝えたことを受け取り拒否している子の場合。

 

子どもは、信じられていることは、頭では理解できています。

 

でも、自分の心の中にある自己否定の気持ちが、その理解を妨げているんですね。

 

 

 

でも、『実感』に着目してコミュニケーションを取っていくと、その自己否定の網目を潜り抜けていくことができます。

 

つまり、子どもが自己否定しやすい子であっても、自己否定をさせずに、「信じられている感」を蓄積させていくことができます。

 

 

 

イメージで言えば、「子どもが受け取り拒否しているケース」っていうのは、お腹は空いているんだけど、食欲がないケースです。

 

だから、何度も「お腹空いているんでしょ?食べなさい」って言い続けている感じ。

 

言い続けていたら、お腹空いているのは確かだから、そのうち食欲無くても食べ始める、っていう感じ。

 

 

 

一方、自己否定をさせずに、伝えるっていうのは、

 

「お腹空いているんでしょ?食べたくなったら食べてね」

 

って言って、子どもの目につくところにご飯を置いておく感じです。

 

 

 

どちらにせよ、子どもが受け取れるまでに時間がかかるんですけど、後者の方は自分の意志を尊重されている感が出ますよね。

 

食べるのも、食べないのも、あなたの自由。

 

でも、私は食べてほしいから、ここにご飯は置いておく。

 

っていう感じ。

 

 

 

だから、子どもには自己否定する余地が出にくい。

 

言い換えれば、「信じられている感」が蓄積しやすいんです。

 

こんなコミュニケーションの取り方もあるんです。

 

 

 

 

 

 

 

予告動画の中で、プレ期に参加してくれたお二人が話してくれているのは、

 

・子どもを信じる

 

・自分を信じる

 

ということです。

 

 

 

この2つは、本や、セミナーなどでも、よく言われることだと思います。

 

しかし、本を読んでも、セミナーを受講しても、子どもを信じられない人がいます。

 

一方、このお二人のように、子どもや、自分を信じられるようになる人もいます。

 

 

 

この違いは、『実感』が伴っていたか、どうかです。

 

僕が作る場では、

 

・子どもを信じてOK

 

・自分を信じてOK

 

という空間を作ることを意識しているので、より『実感』が感じやすくなっているかと思います。

 

 

 

たぶん(笑)

 

一番最初にも書いたように、実感は受け取り手次第ですからね。

 

 

 

BASEに参加すると、どんな感じなのか、お二人の感想を読んでいただけると、少しはイメージできるかと思います。

 

なので、まだ予告動画の第三弾をご覧になっていない方は、ぜひ一度、ご覧ください。

 

 

 

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午前の部:10:30~12:30
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