続き
無事、第四石門に戻って参りました
ちょうど昼時、「日暮しの景」の向こうに覗く群馬百名山の鹿岳(かなだけ→岩山)を
懐かしく望みながら持ち寄ったお料理を囲み昼食タイムと致します
さて、そろそろと腰を上げようとした時
「ちょっと待って」と岩の魅力を知ったKとRが石門に取りつきました
しかし取り付き点から3mほど上はオーバーハング
フリークライムで登れるのは其処までです
中の岳神社に戻った時、私は神社の裏手に轟岩が有る事を思い出しました
登ったのはもう随分、前の事ですので記憶も曖昧です
轟岩までは一見、登りやすそうに見えますが実際はザラ石で足がかりが無く
手掛かりとしたい頼みの岩は掴むとポロッと落ちてしまいますので
余程しっかりした岩でないと体重を掛ける事が出来ません
そんな記憶もスッカリ薄れてしまっていました
取り敢えず稜線に出て轟岩への細い窪みを慎重に登ります
「何だ?これは?」
見上げれば、もうハシゴに取りついているでは有りませんか
また行っちゃったかよと思いながら今回、私は岩の基部で待つ事にしました
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①
②
①②の写真は以前、私が登った時のものですが、この時には梯子が設置されてなく
たった一本の鎖が垂れていただけだった気がします
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今日は予想外のハードな山行になってしまいましたが取り敢えず無事に下山
中の岳神社の急な階段を下り駐車場に戻り
峰々を仰げば屹立する轟岩が何も言わず見下ろしていたのでした
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おにぎりと麺にサンドイッチ、煮物にひじき、味噌汁・・etc
もうこれは山飯の域を超えてます。
それにしてもお孫さん達、覚えるのも早いですが果敢に挑戦する勇気も立派。
たかさん達の血が間違いなく受け継がれていますね。
石門に轟岩、すごい凄いスゴ~イっす!!
お孫さんお二人は山の素晴らしさ、楽しさ、面白さ等々を含めて、
どうやら山の魅力の虜になられつつあるようですね。
どちらかというと、山などに登って汗を掻くことが、嫌いな若者が多い中にあって頼もしいですね。
そんなに経験もないのに、険しい岩場やハシゴ場を楽々とこなされるのですから順応性も素晴らしい
ものがあるのでしょうね。
やはり、鷹(たかさん)の孫は鷹ですね。DNAを引き継いでおられるようですよ。
みんながお弁当を作って持ち寄ると豪華になりますね。
ウドンは意外と山に合います。
汁も前日作って一晩寝かせておくと、これが堪らなく美味しいんです。
たちまち無くなってしまいました。
妙義は危険では有りますが岩好きにとって、こんなに楽しい場所は有りません。
ただ危険と隣り合わせですので油断は禁物ですね。
少々ハラハラしましたが別の山でこうした場所に出くわしたときの
対処法にはなったかな?とは思っていますが。
やっぱり 岩好きの血が 受け継がれていると思います。
その内 逆転して たか様に 注意?アドバイス?する類に なりそうですね。
Kの方は初めての経験でしたので此処までやるとは思ってもいませんでした。
・滑りやすい岩での足の運び方
・支える岩が無い時の足の置き方
・鎖にまるっきり頼らずに三点支持を守る事
この基本は今回の体験で学習してくれた様です。
山は岩場に限らず一寸した油断が事故に繋がりますので
常に緊張感を持って行動する事が大事なんですね。
険しい槍ヶ岳で事故が少ないのは、そうした所にあるのではないかと思っています。
私のDNAを受け継ぐと能無し鷹ですが、せめて孫は爪を隠す鷹で有って欲しいと願っていますが。
きっとtakeさんが仰る様な時が来ると思っています。
もう既に逆転されていますが
口だけは未だ達者ですので
アドバイスを譲る気はマダマダ・・・(笑)
でも、やはり剱岳は残念ですね。
登りたくても登れない山として、とうとう残されてしまいましたから。
10年ほど前に失った左手の腕力は、どんなに善行を積んでも戻ってくれません。
ですのでtakeさんの記事がどれほど羨ましかった事か・・・
本当に良い経験をなさいましたね。
いやいや 比較にならないほど豪勢なお弁当ですね
う~ん
なかなか魅力的な岩峰の山ですね
ハシゴ
下から撮ると よりインパクトあり
ナイスなショットでした
楽しい登山が出来て良かったですね
我が部隊は食べ盛りが多いので仕方ないんですよ。
主人と二人だけでしたら
それこそ膝の上で事足りてしまいますし
こんなに有ったら又、持ち帰りという事になってしまいます。
>なかなか魅力的な岩峰!
でしょ。
轟岩はコースから外れていますので
あまり踏み込まないせいも有り
基部に行っても思い出せるものが何も有りませんでした。
私の記憶力も大した事は無いと証明している様なものですが
未だに広場の様な場所から鎖を使い直登した様な気がしてならないのです。
未知の世界を早く知りたいと、気が逸るのでしょうから、
ブレーキをかけながら行かないといけませんね。
これは「子守」が大変だ♪
それにしても、今回も絶壁ですね。
山好きの人たちには、たまらない魅力なんでしょうね。
とにかくスゴイ!の一言です。
本当にその通りです。
帰りの車の中でも楽しかったを連発していました。
私がもう少し若かったなら
次は何処何処の岩山へ行こうと誘えるのですが
それには少し歳をとり過ぎました。
ただ、岩登りに対する基本さえ身につけて置けば
いざ岩に出くわしても怖がる事も無いでしょうから
そんな意味でも今回は良い経験をしたと思います。
轟岩は若い時でしたから勢いで登ってしまいましたが
今回は登る勇気が有りませんでした。
昔取った杵柄も歳と共に衰えて行くものなんですね。