こんにちは~
不妊子宝アドバイザー薬剤師の
鳥取のイヌイ薬局の乾 マリコです。
突然ですが、
食べる前に「いただきます」って、言っていますか?
何気なく言っている「いただきます」と「ごちそうさま」
実は、奥が深いのです。
「いただきます」の意味は2つ あり、
1つめは、食事に携わってくれた方々への感謝 です。
料理を作ってくれた方、配膳をしてくれた方、野菜を作ってくれた方、
魚を獲ってくれた方など、その食事に携わってくれた方々へ、
感謝のこころを表しています。
2つめは、食材への感謝 です。
肉や魚はもちろんのこと、野菜や
果物の命に対して、
「○○の命を私の命にさせていただきます」と、
それぞれの食材に感謝することです。
命をいただくのですから、その命を、私たちの命にかえて、
十分に社会に貢献できるように、元気にならなければいけませんよね。
だから 食事を無駄にしてはいけません。
おなかいっぱい食べるのではなくて
栄養価の高いものを、食べる。
また「ごちそうさま」を漢字で書くと「御馳走様」。
昔は今のように冷蔵庫もスーパーマーケットもありませんから、
食材を揃えるのは大変なことでした。
「馳走」は走りまわるという意味で、食事を出してもてなすために奔走する
様子をあらわしています。
そして丁寧語の「御」をつけた「御馳走」に、
もてなすという意味が含まれるようになり、
贅沢な料理をさすようにもなりました。
そして、いろいろと大変な思いをして、
食事を準備してくれた方への、
感謝を込めて「様」がつき、
食事のあとに
「御馳走様」「御馳走様でした」と挨拶するようになりました。
以上を考えると、
家でも、学校でも、外食時でも、食事に携わった方々への
感謝、食材へに感謝を大事にしていきたいですね。
そして食べ残さず、大切に扱っていきたいですね。
最近は、学校で給食費を払っているのに
なぜ 子供たちに 「いただきます」と
言わせるんだ~というモンスターペアレントが
いるそうです。
食費を出している、出していないではなく
食材、食事を用意でいていただいた方
すべてのものに感謝することが
「いただきます」「ごちそうさま」なんですよね。
感謝って、すごく忘れがちになってしまうのです。
感謝を小さい頃から、教えてあげてくださいね。
「おかげさまで・・」
この言葉も、忘れないでいて欲しい。
今 自分があることに感謝して・・・乾 マリコ