大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

人生に何が出来るのか?と問われているのが生きること、と私は思います。

2017年06月24日 | 日々のインプラント臨床の話

昔は自分が行けてないんじゃないか?と不安で仕方がなかった。(まあ、今も然程行けてない、けど)

 

だから、勉強するしかなかった。

 

お師匠さまは、それはそれは凄いけど、私は若輩者で任せられるのが本当に重荷だった。

 

ほぼ毎週の土曜日、母校の図書館に籠り、ひたすら本を読んだ。

 

お金なかったから、図書館は本当に有り難かった。

 

クイント、展望、評論、ダイヤモンド、補綴臨床、歯科技工、デンタルテクノロジー、歯科衛生士、デンタルハイジーン等々、何でも読みまくった。

 

しかも、有り難いことに、蔵書も母校は充実してるので、それら遡り読めた。

 

で、総義歯関連の棚にある本は全部読破した。

 

総義歯関係だけで、住んでた部屋の天井に平積みで2列以上になるくらいに読んだ。

 

そうして、お師匠さまの為されてる治療を必死で噛み砕いて、理解して、何とか出来るようになりたくて、一所懸命だった。

 

大変だったけど、面白かった。

 

勿論、段々になんか分かって来たかも、と思えて来たから面白くなったんだろう。

 

まあ、昔からそうだが、手は思うようには中々動かず、遅いけど…

 

やがて、お師匠さまに長年仕えて来られてた技工士の先生に、ボスのと見分けが付かないな、と褒められるようになった。

 

でも、全く自信はなかった。

 

まだ、27、8の若造だ、としか思ってなかったから。

 

今はインプラント専門家、と傍からは見られ、えっマツゲン先生総義歯出来るんですか!!?凄い!なんて言われたりする。

 

インプラントに関しては、我々が始めた頃は何もデータがなかった。

 

全部が新し過ぎ、で右も左も分からなかった。

 

実は、分からないはインプラントではまだまだ続いてる。

 

分かった気にはとてもなれない。

 

有り難いことに、総義歯は過去からの膨大なデータがあり、かなり良い解答が示されてる。

 

それに従い、厳守すれば良いだけ、と断言したら怒られるかな…

 

インプラントは違う。

 

まだ足りない、まだまだ足りてない。

 

勉強するしかない、のだ。

 

人生に何が出来るのか?と問われているのが生きることなら、私は私が知り得た真実に近いと思えることは、余さず次代に渡して死にたい。

 

恩師から渡されたバトンを少しでも発展、向上させて、思いと共に。

 

それが、永遠の命を得ること、なんだと思う。

 

やがて、私も去る時が来る。

 

去る時に、良くやった、と自分を褒められるように生きる。

 

人の生死、に触れる度に思いを新たにする。

 

何が出来るのか?真摯に答えていこう。



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