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恩師今間司先生の思い出

2018年03月20日 | 日々のインプラント臨床の話
今間司先生は、本当の凄腕DRでした。

余り饒舌ではありませんでしたが、語りが上手く、染み入る言葉を話されました。

初めてお会いしたのは、法人の合同勉強会でした。

私はその当時市川の診療所の所属で、先生は西台に入られてて、他に赤坂、東大島のメンバーも加わり、医療法人の代表の肝入りで、法人始まって以来の大きな勉強会を開催したのです。

そこで初めてお会いしました。

前歴が勝鬨で診療所されていた、と言うことで、そこでかなりのインプラント症例をやられてた凄いDRだったのです。

それが、体調崩されたこともあり、診療所は他の方に譲り、私がいた法人に来られたのです。

私は、元々日本橋のお師匠様の所で修行させていただいてました。

それから、ご縁があって医療法人赤坂会に入りました。

実は、日本橋時代に勝鬨に凄いインプラントしてる先生がいる、と言う噂は聴いていたのです。

なので、その時ピンと来ました。

あの先生だ、例の噂の方だ、と思いました。

そして、そこで初めて今間先生のプレゼンをお聴きしたのです。

ビックリでした。

こんな凄いことできるの?これって本当に?と感じました。

正直半信半疑でした。

当時の常識を遥かに超えたインプラント臨床。

本当なら凄い、と思いました。


そして、法人の代表のお願いで、私が西台に移動になり、先生と組むことになったのです。

今でも良く覚えています。

私が、先生に教えて貰えれば、先生のしてることを修得すれば、自分にもインプラントできるようになりますか?と質問したのです。

そうしたら、先生はあの独特のニヤッとした笑い方をして、オウ、できるよ、やるか?と返されました。

私は、即座に、はい、やります、教えて下さい、とその場で弟子入りしたのです。

先生はとても、嬉しそうでした。


そこから、私の本格的な外科医の道が始まったのです。


あの独特の笑い方。

とにかく格好良い2枚目で。

腕が立つ。


あんな凄い方は、もう出会えないかも知れません。

素晴らしいご縁に、心から感謝です。



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