もう4話までいった東京タラレバ娘のキャスティングは本当は誰がふさわしかったとか、奪い愛、冬がくだらなのわかってても、あえてつっこむために見てしまうとか、友達とあーだこーだ盛り上がってるみなさん私もいれてください、田山です。こんばんは。
 
LINEの話題がそればっかりになっていました。
逃げ恥ではあんなに輝き、ニセ竹野内とまで言われていた大谷さんが、すっかり顔もどす黒くいけてない感じになっているのは、後半に記憶喪失にでもなり確変し、ワルな男として再登場する布石なのか?わかりません。
就活家族も面白いと思うんですが、周りで見ているのは母くらいです。
 
さて、タイトル通りですが、うわさのあるあるとは聞いていたものの締め出しをくらいました。
息子に。
室内から見て、うちのマンションのドアは上下に回す鍵がついています。
 
その日も生協が回収をしてくれる古新聞と段ボールをドアの外に出すのに、後ろにスシローの気配がしたので、やばい一緒に外にでないように早く締めなくっちゃ、と非常に軽い気持ちで外に出て玄関の外にどさっと置いたんですよね。
その瞬間です。カチャッと音がしたのは。
サーッという音が自分の中でしました。
 
上下に回す鍵がついているものの、もちろんどちらか一か所だけでも鍵しまってたら開かないんですよね。
この前のは鍵触ってたけど、回せてはいなかった、しかし今はどうやら回せたようだ。
はて、どうしよう。
尚、鍵を回すときは回せばいいですが、戻すときはツマミをおしながら逆回転させるという、一歳児には、うん、無理だよね、な仕様です。
 
「ねえ、スシロー、今と逆に回せるかな?」と意味なく尋ねてみましたが、すでにギャーッと異変を察したらしく泣く声がしました。
こやつ私に似て、好奇心旺盛だけどビビリだからな。
預けてもまず泣かなくなりましたが、一人だと私が車から降りて目の前のポストに郵便物をいれにいく数十秒で泣き出します。
 
そして、上に非常に軽い気持ちで外に出た、と書きましたが、ずぼらなのが分かる通り、マンションの廊下がカーペットで、ちょこっとだし、と靴下で出ていた私。
しかし、背に腹は代えられない、とエレベーターの中や、会ったときのみ会話する隣の家のインターフォンを押してみました。
 
「隣の田山ですけども」
「今行きまーす!あら、どうしたの?」
「息子に締め出されちゃって…夫に連絡したいので携帯借りられますか?」
にこやかに隣の奥さんは携帯を貸してくれました。
電話によると、夫は偶然会社にいたので、30分以内に来てくれると。よかった。
そして、そこで隣の奥さんはあら、と気づいたらしく、中から羽織るものと、履いていたサンダルを脱いで、私に持ってきてくれました。
「私もあるある。この前知り合いはベランダにいたら、子供が鍵をしめて悪魔のような顔をして去っていったって。携帯持っていたからよかったらしいけど」
「いや、ほんと昨日できなかったことが、できるようになってるもんなんですね…」
その間もどうやらスシローは行ったり来たりしながら泣き叫んでいるようだった。
「中でお茶でもして、旦那さん帰ってくるまで待ってる?」
「え?!」いきなりお茶できる部屋の中な、主婦力にびっくりしていたら
「でもお母さんの声が近くで聞こえたほうがいいかな、ちょっと待ってね」
と数十秒後、マグカップに温かいコーヒーをいれて持ってきてくれました。
「ここで、じゃあちょっと待ってましょうか」
どうやら、一緒に待っているのつきあってくれるっぽく。すごい親切な人だな。
 
このマンションに住んで3年目になりましたが、となりの奥さんが専業主婦(パート)で、子供が小学生と幼稚園、私は働いていたこともあり、ほんとお互いのことそこまで知ってるわけでなかったのですが、待っている30分の間でだいぶ詳しくなりました。
 
・旦那さんはゴルフがシングルで会員権をもっている
・娘二人は感情的に怒るお父さんが苦手なので、次は単身赴任してほしいと思っている
 
旦那さんに詳しくなってしまった。
 
この前マンションの懇親会で、一人ずつ自己紹介をしようという話になりました。
一世帯代表の一人でいいよ、と思ったらいやいや、全員ということで、小さい子はこんにちは〇〇5歳です!とほほえましく元気に、夫婦ではかぶらないようネタをしゃべり、まあ
中には「どこからか騒音が…」とかえ?ここでみたいな自己紹介をする人もいたのですが恙なく進む中、最後に某爺さんが言い出したんですよ。
 
「この中に、一人自己紹介をしていない人がいるね」
 
いやいや、別にそんな犯人捜しみたいなセリフよくね?と私なんかは思ってしまうんですが。
別に職場でも学校でもなく、マンションの懇親会なんで。マイク回しても話したくない人もいるだろと。あれだよ、あれ、カラオケで絶対に歌わない人に無理に歌わしてろくなことになったことないだろ、と。
 
「お嬢ちゃん、今は恥ずかしくて話したくないかもしれないが、3年後きっとこれがいい経験になった、よかったなと思う日がくるから、話してみようか?」
 
もう周りもシーンですよね。そう、それが隣の小2の女の子だったんです。
自分が小2だった時…そりゃ恥ずかしいことは絶対にやりたくなったし、知らない大人の前で自己紹介とか、え、やだったよ。
小5になったときも、まだ嫌な記憶のままだろうよ。そういうのは部下への説教だけにしておいたほうが…
 
「さあ、勇気を出してみよう!もうしゃべっていないのはお嬢ちゃんだけなんだよ」
 
もう許してやれよ。HPゼロよ!と思ったら
 
「なんでお前はそうやってしゃべることもできないんだ!」
とマジで怒り出したのが、隣のご主人でした。
やばいよ、みんなの前で怒られたら余計、委縮して話せなくなるんじゃ…と思ったら案の定、泣き出して、それでも「なんでそれくらいで泣くんだ」と怒り続けてたんですよね。
きっとそれで、より、単身赴任度が高まったんじゃ…
 
話は戻り、30分後夫が怒り顔で帰ってきました。隣の人への挨拶もそこそこに「また今度はゆっくりお茶にきてね」といい奥さんは言ってくれました。夫を追いかけて部屋に入ったら、リビングで夫に抱きしめられて泣き顔の息子がいました。
 
「ちゃんと外出るときは、鍵くらいいつも持ってけ」といい、夫はさっと仕事に戻りました。ごもっとも。
 
玄関のドアの前には息子が持ってきたらしいエルゴが落ちていました。
ふえふえ言ってたものの、私の顔をみたとたん、トミカで遊び始めました。よかったよかった。
ほんと、きをつけよう。家の中で危ない目にあっていなくてよかった。
いや、錯乱して、高いところに上ろうとして落っこちてたりして、とか心配していました。
30分近く泣き声が一本調子で聞こえていたので、かわいそうだけれど泣いているだけですんでよかったなと思いました。
 
本当の帰宅後夫から「今日はかあちゃんにひどい目にあったな!」と話しかけられていました。
エルゴが落ちてたのはなんでだろ、という話をしたら
「そういやこの前きういさんがいなくて、俺がトイレに10分ほどこもってたら、ずーと泣いてて、トイレから出たらキウイさんのパジャマ落ちてたよ」
と。
託児所でこの前、眠くなるとお母さんのコート持ち出すんですよ、と言われていました。
不安になるとやはり母ちゃんのにおいが恋しくなるのか!
エルゴ、そういや全然洗っていないしな…
そして、お隣の旦那さん情報を話したら
「ゴルフぜひ誘ってほしい」と
「やっぱりこの前の懇親会でも感情的に怒ってたもんな」と言っていました。
やっぱり怒られている場にいるって気まずいよね。
 
ちなみにこの前友達の家にいったら、鍵を回すところがセロテープでぐるぐる巻きに固定されて回せないようになっていました。
同じようなことが起こり、結局鍵屋さんを呼ぶことになり、その失敗を生かして、らしいです。その子は泣かないタイプで勝手に遊んでいたようです。
それから一週間、息子が鍵を回している現場はその後見ていませんが(こりた?)、なんとなく前よりも私がトイレに入ると、必死で探すようになったような…。(面倒で他に人いなかったらもう開けてます)
みなさんもどうぞお気を付けください。
 
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