9月8日の練習です。 | z

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昨夜は「中秋の名月」でしたね。


練習に行き帰りに綺麗なお月さんを見ましたが、少し前までは練習に行くときはまだ明るかったのにいつの間にかその時間帯でも月がはっきりと見えるようになっていました。


さすがに団子は食べませんでしたが、しっかりと秋を感じた夜になりました。


さて練習は月曜日と言うことで小学校の体育館を使っての練習です。


月曜日は小学校の体育館でしか出来ない練習を取り入れているので、普段の練習とはちょっと違った内容になります。


簡単に言えば少林寺拳法から離れた練習と言いますか、早く走るために練習のような感じでしょうか。ちょうど体育会前なので今の時期にはタイムリーな練習です。


さて先週から体験で練習に来ている保育園児ですが、1週間を過ぎて少し慣れてきたようで、お母さんから離れて一人で動くようになりました。


一人で動くようになると不思議なもので泣くことも走り回ることもなくなり、みんなについて一緒に動くようなります。


そうすると優しい?中学生や女の子が声を掛けたり、練習の仕方をチョコチョコとアドバイスしていきます。


鎮魂行の時もキョロキョロしているのを高校生がたしなめて、一緒に横に座って落ち着かせていました。


こうやって私の出番が徐々に減っていき、いつの間にかみんなの輪の中に溶け込んでいきます。


そして年上の子が年下の子の面倒を見るということが自然に出来て、良い意味での上下関係が築かれていきます。


中間南の拳士が中学や高校になっても少林寺拳法を続けていく下地は、こういうところにあるんだろうと思います。


その中高生ですが中学生は団体演武の練習を後半にしました。全中の時から大幅にメンバーが入れ替わりましたが、全中の経験者が号令を掛けて練習をしています。


自分がその立場になって始めて先輩の気持ちというか苦労がわかって来たようで、上手に動かすことが出来ない苛立ちというのが少しづつ見えてきました。


これも成長する過程での経験と捉えて、極力口出しをするのを控えています。埼玉の全国大会は経験を積むということをメインにしているので、練習に時からいろんな事を感じてほしいと思っています。


高校生は一人だけでしたが、その分単独演武の練習をしっかりと見てあげられる時間が出来ました。


こちらもインターハイを経験して気持ちがしっかりしてきたというか、ちょっとナヨナヨしていたのが体育会系の返事をするようになってきたり、練習途中で中学生にアドバイスをしたりと自覚が芽生えてきたように感じます。


中間南の練習は私の指導というより、自主練習の中にアドバイスをしていくというスタイルです。だから自分から進んで練習が出来るようになると成長のスピードは一気に増します。


みんながいろんな経験をして成長をし、それを後輩に伝えるというサイクルがこれからも続くように、指導をしていければと思っています。


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