7月1日の練習です。 | z

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早くも今年の折り返し・・・と言っても実感は全くないのですが(^-^)/


やはり生活リズムというか、脳内カレンダーは仕事を中心に回っているようで、まだまだ今期が始まったばかりという感じです。


昨夜は中学校ももうすぐ中体連の大会があるということで、7時を過ぎても多くの中学生が学校にいました。


いつも使っている武道場も、昨夜は珍しく剣道部が7時いっぱいまで使用していました。やはり中学校は中体連、高校は高体連と掛けるものがはっきりとしていますね。


さて練習は・・・準備体操に基本、その後にコアトレといつものメニューが続きましたが、昨夜はその後をちょっと変えてみました。


却下顧照に合掌礼、挨拶の仕方、道場への入り方・帰り方、結手構に立ち方・座り方を小学生に対してマンツーマンで中学生に指導をさせました。


小学生は新しく入った子もいるし、小さい子もいるのでもう一度作法の確認ですが、中学生が指導をする目的はただ一つ「自分を見直す」です。


わかっているけど出来ていない(やっていない)ことが、あまりにも多く有り過ぎます。それを小さな子に指導をすることによって、自分自身がもう一度認識を深めてもらうためです。


大会前で少しでも演武の練習時間を取りたいところですが、しばらくの間は演武練習の時間を半分以上削ってでも、少林寺拳法の「禅」の部分をしっかりと認識さえようと思います。


小学生が帰った後は、中学生は腹筋や拳立てという「根性トレーニング」に時間を割き、実際の演武練習時間は6月までの3分の1以下にしました。


まさに「拳禅一如」です。体も鍛えるし、精神的な部分や作法もきちんとする、その上に演武が成り立っているということです。


それが解る(出来る)まで、大会が近づこうが演武の練習時間は大幅にカットですね。特に団体演武は、それに連帯感がはっきりと見えてくるまでは、演武練習をしても無駄な時間を過ごすことになるでしょう。


少林寺拳法をすることで、演武をすることで、大会に出場することで自分を変える・・・その手段が日頃の練習です。


個々が変わる兆しが見えてくるまでは、連帯責任と言う言葉が重みを増してくるでしょう。