今年の夏は、とびきり気温の高い日もありました。でも、いよいよ
今月にはいって、もう立秋の日を過ぎ夏もおわりが近づきました。
そろそろ夏バテも気になりますが、今年の夏は冷たいものをたくさん飲まれたりエアコンをかなり効かせた方も多いのではないかと思います。
熱中症を防ぐためにも冷房は必要ですが、冷やしすぎも身体には負担
となってしまいます。
冷房の温度の目安は外気との差が5~6℃まで、だいたい27~28℃と言われています。
24℃以下は冷えすぎになりやすく、過度な冷房や冷たいものの摂りすぎは、薄着、運動不足は身体を温めるエネルギーを消耗し、身体が冷えやすくなってしまいます。
また温度差の大きい屋外と屋内を出入りすることで身体が温度変化に対応できず、血行障害が起きたり、自律神経のバランスを崩して、冷えだけでなく全身の倦怠感や食欲不振、不眠などの症状がでることもあります。
特に女性は冷えでお悩みの方が多いようですが、最近は男性でも冷え
にお悩みの方もいらっしゃいます。
特に、女性は全身をめぐって身体を温めている血液が生理などで不足しがちなので、一般的に男性に比べると冷えやすく、貧血や胃腸の不調で血液が不足するとさらに冷えが悪化します。
毎日の生活習慣の中でしらないうちに冷えやすい身体になっていることが多いので、ちょっとした心がけや工夫で冷えない身体づくりをすることが大切です。
タイプ別冷えの4つの方法
冷えの原因によって対処法もいろいろあります。4つほどタイプをあげてみます。
1血行不良タイプの冷え性
このタイプは、ストレスや急激な温度差で血管が収縮し血行不良が起こりやすくなり、冷えだけでなく頭痛や関節痛、生理痛なども引き起こします。
ラッキョウや納豆など血液の流れをスムーズにする食材をとりいれたり、軽い運動で血行を良くしストレスを発散させましょう。
漢方では冠元顆粒などがおすすめです。
3血液不足タイプの冷え性
慢性的に血液が不足し全身に行き渡らず手足の先が冷たくなり、息切れ、疲労感などの症状がでます。このタイプは女性に多く、食材は豆腐やきのこ類、牡蠣や緑黄色野菜など血液を補い体力を養う食品を摂る様心がけましょう。漢方では婦宝当帰膠がお勧めです。
4エネルギー不足タイプの冷え性
過度な冷房や冷たいものの摂りすぎで身体を温めるエネルギーを消耗し、手足の強い冷えや腰の冷え、頻尿などの症状がでます。
冷やしすぎないよう気をつけましょう。また、加齢や病気などが原因で身体を温めるエネルギーの根本が低下するので、高齢の方や慢性疾患の方は冷えやすいので注意しましょう。食材では海老やニラ、紅茶など、漢方では参茸補血丸がお勧めです。
実際はさまざまな症状が混ざっていることが多いのでご相談いただきながら取り入れていただくとよいと思います。
今年のような、暑い夏は冷房につい頼りがちになりますが、冷房の効いた部屋では調節ができるよう羽織る物を携帯したり、締め付けの少ない服を選んだり、夏でも湯船に浸かるなども冷えの予防になります。暑さと上手につきあいながら、冷えない身体づくりを心がけましょう。
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食べ物から栄養を吸収し身体のエネルギーや血液を生み出す胃腸が弱っていると、身体を温めるためのエネルギーや血液が十分に作られなくなり冷えてしまいます。
冷たいものの摂りすぎを避け、みょうがやねぎ、しょうがなど胃腸を温める食材を選び、胃腸を元気に保つよう心がけましょう。漢方では健脾散などがお勧めです。