今日、朝起きると階段下にお供え物がありました。いろいろ心当たりがありますが、梱包を見てはっきりわかりました。

　この中文字体。

（アレだな・・・。）

　コレでした。ＰＣ用の電源です。落札したら中国から発送でした。道理で国内の倍近い送料だったわけです。気づきませんでした。

　開封していくと、とっても臭いです！中国出張のときに嗅いでいた大陸のにおいです。なんか、こー、苦い臭いというか、焦げた臭いがします。

　でも、ものはとってもきれいです。埃ひとつありません。中古ってことでしたが、程度はよさそうです。

　習い事から帰って、下の子にばれないようにお風呂場でＰＣの解体を始めました。ケースを開けて電源からの配線の取り回しを確認します。

　メインコネクターが固い！もー、マザーボードが割れるんじゃないかというほどしならせながら引き抜きました。コネクターの爪を押さえていたら指の爪の間から出血してました。はぁ・・・、痛てぇ・・・。

　配線をもとの経路で這わせてつないでいきます。ついでにマザーボードの電池も交換しておきます。

　電源の交換は完了です。

　続いてお楽しみのCPU交換です。ヒートシンクをはずします。トルクスレンチを使用しないとだめです。T15番です。

　古いCPUをはずして、取り寄せたCPUを載せます。放熱グリスは適当に塗っておきます。

　ヒートシンクを取り付けで、ケースカバーを閉じます。各種結線をして、電源オン！

　電源に異常はないのか？交換時どこかにダメージを与えていないか、CPUは認識するのか・・・、不安いろいろですが、即行でBEEP音！

　はじめはBIOSの設定が消えた、ようなメッセージでした。日付を設定して再ブート・・・。

　ここでもまたBEEP！

　このメッセージはなんか不穏。明らかにCPU絡みの警告です。それでも、ブートを続けるか？っていう問いが出るので、続けます。

　起動は普通に進みますが、ここからも明らかな異常発生。今までに聞いたこともないような音でファンが回ります。２部屋離れたところまで轟音！

　なんとなく、わかる？得体の知れないCPUなので逝かないように、保険で思いっきり冷やしてるんでしょうか？ファンの回転数がわかるソフトで回転数を確認すると・・・、

　以前調べたときの３倍で回ってます！それぞれ1800、1200回転くらいだったので。パーセントも４０から３０％くらいだったように記憶しています。

　CPU名とクロック数は正しく表示されています。惜しいなぁ・・・。でも、ボトルネック評価がそのCPUに移ってます。やっぱり拒絶反応を示している？それにしても－１２８℃って？明らかにおかしいです。

　とりあえず、あまりにも轟音だったので家族から不評。もとのCPUに戻しました。

　すると、その反動もあるかもしれませんが、めちゃくちゃ静かです。結果、やっぱり電源のファンは少なからず異音を発していたようです。

　CPU名の取得とBIOSレベルでのCPU認識は違うんでしょうね。マイクロコードを更新しないとだめってことでしょうか。前回BIOSを更新しましたが、メーカーのサイトで確認すると、それ以降は更新されてません。今がBIOS、マイクロコードともに最新です。ということは、CPUの載せ換えは無理みたいです。動きはしますが、轟音とファンの寿命など、いろいろ痛い仕様です。

　残念といえば残念。まあ４００円だから勉強代です。

　それでも、真新しい、静かな電源は気持ちいいです。ブログ更新に関する写真編集、記事編集に関してはカーソル、クリック操作よりはPCのレスポンスのほうがまだ早いので、手待ち感はとりあえずありません。なので、CPUはまあ、現状で行きます。

　あと、固まるYOU TUBE。これはどうもブラウザの相性みたいです。いかに型遅れでもYOU TUBEくらいの再生についていけないことはないだろうと、いろいろやってたんですが、IEにしてみたら普通でした。

　YOU TUBE再生時に、YOU TUBEの再生はChromeで！なんて意味のメッセージがIEに出たので、もしや、と思いました。Firefoxに対するグーグルの嫌がらせでしょうか？とりあえず、PCパワー不足かも！って思ってたYOU TUBE問題は解決しそうです。おかげでスペックアップに不必要に投資をしてみなくてよくなりました。

　一番の懸念だった電源は交換完了です。あとは、メモリーカードの抜き差し性の向上対策です。それにしてもマジで本体が静か・・・。ナイスです。