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カテゴリ:パソコン
今日は7月の頭に交換したパソコン用スピーカーのお話。オークションでずーっとフルレンジのスピーカーを探していました。値段も安いほうがいいですが、PC回りに置くのでサイズも大事です。 で、やっと3000円で見つけたのがこれ。 非常にチープなつくりに見えますが、ユニットは、フルレンジといえば、のフォステクス。 自分が学生のころからあった老舗ブランド。もちろんもっと前からでしょうが、とっても有名。今回のスピーカーはフォステクスのスピーカーキットだと思います。 P650?の特性に合わせた専用設計の筐体?バスレフポートもあるので、ちょい末広サウンドかもです。 今までPCにつなげていたスピーカーはYAMAHA。比べるとこんなに小さいです。650だから65mmユニットでしょうか。 近くで見るとYAMAHAのスピーカー、つくりは悪くなく見えます。2WAYだし、コーンもYAMAHAっぽく白いし。20年くらい前のスピーカー。当時の価格がペアで1万8千円? と・こ・ろ・が、このスピーカー、とにかく暗い。音色が暗い。重い。高域の輝きが皆無です。ボーカルも艶がない感じで、とにかくとにかく嫌いなサウンドでした。 鉄板アニメのOPものりのりにならない音色、最悪です。 まー、ミニシアター用スピーカーみたいなので、ピュアオーディオ設計じゃないんでしょうね。2WAYだから、クロスオーバーをどこにもってきているのか、とっても気になります。数値上は普通かもですが、周波数特性とかみたら、どんなキャラなんでしょ? というように、2WAYスピーカーは、どうしても設計意思がどこかに明確にあるようで、気に入らないのです。好きな音色ならいいんですが、そーじゃねーだろ、って聞くたびに呪わしくなるというか、恨めしくなるというか。 その点フルレンジは潔い感じです。ユニット、筐体、バスレフ設定が味付けのすべて。もちろん、その組み合わせ自体が設計ですが、シンプルな単細胞っぽくて許せます。 早速デジタルアンプにつないで、PC周りにセットしてみます。 上にウェイトを乗せてSMオーディオです。 それでは、再生してみます・・・。 ・・・、 フルレンジなので、鳴りっぷりのよさを期待してました。密閉型でもないし、サクサク駆動かと思ったんですが、今までのスピーカーと同じボリューム位置だとまともに鳴りません。 8時の位置で十分だったのが9時半くらいでやっとまともに聞こえます。 取説をみると84db?今までスピーカーより3dbくらい低いです。もう計算式を忘れましたが、同じ音圧を感じるには倍の電力を要するレベル? 特に古いDVD?は録音レベルが低いのか、かなり上げないとまともに聞けません。 でも、普通のCDを再生するとすげー! ZABADAKとか、クリスタルボイスの浮遊感、すげー。いっぱしのスピーカーだ・・・。 ってことで、動画なんかみないで、たくさんCDを聴いてみました。 そんな導入期から2週間以上経って、耳が慣れたのか、エージングが進んだのかですが、今ではDVDも鳴りっぷりがよくなりました。フルレンジってこともあって?聞き疲れしません。自然な音色、声質、定位感、いい感じです。 でもやっぱりミュージックソースが得意みたいです。 学生時代、暇すぎてフォステクスのユニットで自作スピーカーを作ったことがあります。ホームセンターで合板を切り出したので、面もそろわず、置けばガコガコ。バスレフポートとかトイレットペーパーの芯でした・・・。 それでもなかなか鳴りっぷりのよい、サウンドだったと記憶しています。それから20年近くたって、憧れのフォステクスサウンド再び。最新のデジモノスピーカーもいいけど、いい遊び心です。真空管アンプなんかつなげたら、とっても楽しそう・・・。いつかやってみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.07.24 23:09:47
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