フロリダを直撃して大洪水を招いたハリケーンIRMA。この台風の大きさのすごさは、日本でもニュースになりました(アメリカのトランプ大統領が現地視察した映像など)が、なんとこのハリケーンの大洪水で長い間眠っていたものがよみがえってきたのです。
大昔からカヌーはこのフロリダのインディアンリバーで使われていた
イトスギでできたカヌー
これがハリケーンの大洪水で川底から出てきて漂流し、この写真をとったランディさんの自宅近くに流れ着いたのです。
ハリケーンIRMAは2017年8月30日に発生、そこから進路をフロリダに向かって進み、激しくフロリダ半島を上陸進行し、9月14日までにフロリダを水没させてしまうと言う大災害をもたらした台風です。
Indian Riverから流れてきたこのカヌーは、ダグアウトDUGOUT型(丸太を加工して作られた舟のこと)。
発見されてすぐにフロリダのDept of Historical Resources歴史物部に連絡されて、早朝から考古学者が訪れました。(フロリダなどでは、考古物の発見は通報義務がある)
たぶん、博物館に今後展示されると思われます。
こんな感じで乗られていた様子。
単なる洪水のがれき処理のために清掃業者などに流木と思われて回収されても、誰もわからず燃やされていたかもしれません。
このカヌーを無事に発見できたことは、大災害の中での奇跡なのかもしれませんね。
カヌーだとわかった人が偉い。
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