最後から2回目の夜勤明け・・
着替えて帰ろうとする私を見つけた 金魚さん。
「ちょっと 話があります。」
また 呼び出しだ・・・
でも 今回は前回とちょっと 違っておりまして・・・
らんさんをこのような形で送り出す事は とても残念に感じる。
自分の態度も悪く、らんさんに非常につらく当たってしまったと とても反省している。
まだ、退職届を出していないのならば この施設に是非残って 一緒に 頑張ってほしい。
受診付き添いを 一人でこなしてきたのは とてもつらかったと感じるし 大変だっただろうと感じている。
おまけに 夜勤も6回以上こなして 休みの日にも 出勤していた事は知っている。
私も とても 反省しているので もう一度 考え直してほしい。
らんさんの夜勤は 私がこなすから らんさんには 昼間の勤務を多く・・と 考えている。
等々 を 目を赤くして お話されました。
困ってしまった。
退職願はまだ提出していないのは 事実。
でも それは 管理者が忙しくて 手続きしていないだけの事。
正直 気持ちがここから離れてしまっている私には 金魚さんの涙は 届きませんでした。
金魚さんだけの事で辞めるわけではないこと。
ケアマネとして 社会福祉士として これから何をするかわからないけれど
ここで もう一度 頑張る気持ちには なれないこと。
がんばるのならば 他所でがんばりたいとおもうこと。
年齢的にも 年数的にも シフトに縛られた生活が 嫌になってきたこと。
等々を お話し、わたしの腕をつかんでいた金魚さんから 離れました。
しばらく ちょっとまって もう少し・・・と 言われていましたが・・・
私は 車に乗って 帰ってきました。
冷たいと思われるかもしれませんが、 ここで踏ん張っても 結果は同じだと 感じました。
利用者さんを黴菌のように思っている 職員。
新人さんを あたたかく迎え入れる余裕のない職員。
帰ってきた 変な職員。
利用者さんには優しいけれど 自分の宗教のために急な欠勤を繰り返す職員。
そして これからも何も変わらないであろう 金魚さん、管理者、法人の上司たち。
これらを 良くしていこうと 頑張る気持にはなれませんし、きっと 無理でしょう。
また 噂話、愚痴、できない、無理とのいいわけから利用者さんを散歩にもつれていかない毎日。
無理無理。
なぜか 悪い事をしたような 重た~い気持ちを抱えて 帰ってきました。