ど基本-景況感- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回も金融トレードに必要であるであろう
経済と金融の基本について、確認していくっす。

トレーダーが相場を通じて利益を出せるのは、
ボラティリティ(価格の変動幅)
があるからす。

ボラティリティがあるから利益が出せるということは、
ボラティリティが大きければ大きいほど
多くの利益が見込めるということっす。

つまり・・・

「もっとも安い時に買って、もっとも高い時に売る」
もしくは、「もっとも高い時に売って、もっとも安い時に買い戻す。」

ということが「お金儲けの極意」になるということす。

それでは、外貨や株式、債券などの金融商品(お金のようなもの)が
いつ最も安くなって、いつ最も高くなるのでしょうか?

答えは簡単・・・

「今でしょ!」

っていうのは、もちろん大嘘っす。
ヘ(゚∀゚*)ノ イッテミタカッタ・・・

まじめな答えは、金融不安がピークの時に最も安くなって、
投機熱がピークの時に最も高くなるっす。

つまり多くの人たちが、「いつお金が入ってくるかわかんねーからとりあえず貯めておこう」
という時に最も割安になって、
「お金にゆとりが出てきたから投資でもやってみるか」
という時に最も割高になるっす。

一言で言えば、基本的には、
不況(デフレ)の時に金融商品は最も割安になり、
好況(インフレ)の時に金融商品は最も割高になるということっす。


ここを狙って、ヘッジファンドは空売りをしかけたり、
バリュートレーダーやヘッジファンドはバイアウト(買い叩き)を
行うから彼らは尋常でなく儲けてるわけっす。

もちろん景気の変わり目を完璧に読める人間は、
この世に存在しないので、彼らですら、
たまに予想が外れて負けてしまうこともあるわけっす。

しかし、ボラティリティ(期待利益)に対して、
ロスカット(損失)が大幅に少ないから、
トータルの利益が、半端なく多いわけっす。

逆に・・・

(証券会社や投資銀行やマスメディアに煽られるなどして)
みんなが売る時に売って、みんなが買う時に買うから、
多くの人は利益が出せないっす。
当然の結果っす。

言い換えれば、
需要>供給の時(買いにくい時)に割高で買って、
需要<供給の時(売りにくい時)に割安で売るから、
損するわけっす。
ヽ(;´Д`)ノ ブッパンヤ テンバイト オナジデス


それでは、不況とは何なのか?
好況とは何なのか?というと
群衆心理の現れっす。

ようするに、みんなの思い込みっす。

みんながお金が入ってくるとか入ってこないとか
感情でお金を使ったり使っわなくなったりするから、
(現実にお金回りが良くなったり悪くなったりして)
毎月手元に入ってくるお金が増えたり減ったりするっす。

景気が良い悪いを表現する言葉として
お金回りが良いとか悪いとかよく使われますが、
まさしくその通りで、

中央銀行がコントロールしている
お金の総量は減らないはずので、
(それどころか金利で増えていくはずなので)

引換券である通貨の価値は、
GDP(モノやサービスそのものの総量)に対して
本来、どんどん減っていくはずですが、

にも関わらず、
通貨の価値が高まるということは、
物理的な要因(お金の総量)ではなく、
心理的要因(収入に対する不安)に起因するっす。

つまり、みんなが自国の経済に対して
悲観的になるか楽観的になるかによって、
お金回りが実際に悪くなったり良くなったりするわけっす。

この企業や消費者が、現在の景気の状態を以前と比較して、
好転している、悪化している、停滞しているなど、
どのように感じているかということを、景況感と呼ぶっす。

この景況感(デフレかインフレか)を抑えてさえおけば、
投資信託でも年平均20%近いのパフォーマンスは
出せると思うっす。

初心者や負けている人は、ここからはじめて、
利益が出てきたら、余剰利益で、
よりリスクの高いトレードへと
移行していけばいいと思うす。
(((( ;°Д°)))) レイセイジャナイトキニ ギャンブルデ マケル


群集心理が、価格に影響を及ぼすことは既に述べましたが、
それでは、目に見えない群集心理を
どうやって確認すれば良いでしょうか?

答えはチャートっす。

群集心理が価格に反映するなら、
価格の動き(値動き)を確認すれば、
群衆が景気をどのように感じるか(景況感)を
把握することが出来るっす。

いつインフレのピークが過ぎた(質の逃避が起こった)か、
そしていつデフレのピークが過ぎた(最悪を脱した)かを
正確に見極めるものが
チャート(テクニカル)分析っす。

チャートで未来を予測することは困難ですが、
過去や現在の市場の参加者たちの心理は
如実に現れるっす。

ファンダメンタルで将来の可能性を予測しつつ、
テクニカルで今(もしくは過去)に何が起こったのかを正確に把握し
今、取るべき戦略を決めるのがセオリーっす。

次回はチャートについて確認するっす。


neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。



最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。