ど基本-長期トレード-⑪- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回も金融トレードに必要であるであろう
経済と金融の基本について、確認していくっす。

今回も長期トレードについてお話します。

投資=金融=金を貸すためは、
誰に投資したいのか=誰に金を貸すべきか
見極める必要があります。

経済力があって誠実で借金が他になくて
利回りのいい人間には金を貸して、
たとえ利回りが良くても経済力がなくて不誠実で
あちこち借金している人間からは、躊躇なく身ぐるみをはがせということです。
(利息が満額払えない=利回りが悪いならなおさらです。)

ここで一つの問題が浮かび上がりますが、
投資価値があるのかないのか
はっきりわからない場合は、
どうすればいいかということです。

経済成長がずば抜けた国や企業に対して、
投資するのは分かりやすいですが、
現在のように通貨、債券、株式全てが
だめじゃないかと思えてくることが多々あります。

このような時に何をするべきかが、
問題になってきます。

考えられる行動を書いていきます。

①リサーチとモニターに徹する。

価値の高い投資案件を探して、
ポジションは持たずに、
ひたすら価格が下がるのを待つという戦略です。

これが一番鉄板です。

ウォーレン・バフェット氏などを代表とする
バリュー・トレーダーたちの戦略です。

neetonがメインで使っている投資戦略です。


②世界中のあらゆる金融市場から歪みを探して、
そこめがけて投機する。

外貨、国債、債券、株式、コモディティ(商品)、
それらの先物・オプションなど問わず、
世界中のあらゆる金融商品を、

ファンダメンタル分析(主にマクロ分析)と
テクニカル分析を駆使して分析し、
最も確率の高いと考えらえる投資案件に
資金を投じる戦略です。

ヘッジファンドや投資銀行などがとる戦略で、
グローバル・マクロと呼ばれています。

ジョージ・ソロス氏は、
この手法でトータルでは、
かなりの利益を出しましたが、
彼曰く「人並みに失敗している」らしいです。

インターネットで調べると、
結構、失敗の数が多いです。

それでも生き残って莫大な利益を上げているのは、
誤りに気付いた時点で、すぐに手じまいし、
資金管理を徹底しているからだと思います。

チャンスも多いですが、
リスクも比例して大きくなりますので、
精度の高いビジネスモデルを構築できない方には、
お勧めできません。


③強い通貨を買い、弱い通貨を売る。

この場合、必要な考え方が、
相対的価値」という考え方です。
つまり他と比べてどうかに注目します。

一番わかりやすい商品が何かが
判断できないので、
強い通貨を買って、弱い通貨を売ることで、
勝率を高めます。

市場にジャイアン(圧倒的に強いやつ)がいない場合、
スネ夫とのび太を戦わせて、
スネ夫に賭けるという発想です。

この考え方は、短期トレードにおいても、
かなり有効なので、
身につけておけば、何かと役に立ちます。

グローバル・マクロの発展形です。


④アービトラージ(サヤ取り)。

neetonは、金融商品ではやった実績がありませんが、
同じ商品でもある市場と別の市場では
商品価格が異なるケースが多々あります。

一時的な価格差を発見したら、
ある金融商品を安い市場で買って、
高い市場で売っておき、
価格差がなくなったら利益確定するという戦略です。

ヘッジファンドやアービトラージャーが使っています。

このトレード手法は、アービトラージャー編で詳しく説明します。


⑤資金を分けて、中長期のトレードを行う。

事実確認はしておりませんが、
ウォーレン・バフェット氏も投資案件の価格が下がった時、
短期トレードで資金を調達したという話を
見たことがあります。

neetonも資金の一部を使って短期トレードをやってますが、
ニュースに疎くならない(勘が鈍らないよう)にするのと
資金管理(ロスカット)をマスターするために
やってます。

勝って負けての繰り返しですが、
なんとか損失を切れるようにはなりました。

練習だと思って利益に固執していないときは、
結構、勝てますが、
今日、いくら勝とうとかむきになったら、
大概やられます。

前者と後者の差は、
仕掛けが甘いか慎重かの差だと思います。
(欲をかくと、よくフライングしてしまいます。)

短期トレードは、自分をコントロールするのが、
かなり難しいです。

3年連続で、収支は年利20%超えてましたが、
今年は油断して、適当にポジションを持ったうえ、
2回ほどロスカットを躊躇したため、
かなり損失が出ました。

さらなる精進に努めたいと思います。

中期トレードは、
週足を見て、レバレッジはかけずに、
トレンドライン近くで、
買いポジションを持って、

補助線近くで売るような、
スワップ金利と週足レベルのボラティリティが取れるような
円キャリートレードを試そうと思ってますが、
まだ実行できていません。


次回も、長期トレードについて確認するっす。


neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。



最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。