【鬼にぼしらーめん 720円】
転職したい。
転職。
そして。
女子校の用務員になりたいっっっ!!!!
『用務員さんの日常』
校舎の隅にある用務員室。
そこには時々、授業をサボりたい女子がやってくる。
女子:「えへへ、来ちゃった、用務員さん♪」
大足:「ダメじゃないか、授業をサボっちゃ。早く教室に帰りなさい!」
女子:「やだ、帰らない」
大足:「ダメだ!帰るんだ!」
すると突然うるうると目を潤ませ。
泣き崩れる
どうやら何か深い悩みがあるらしい。
仕方ないので黙って話を聞く。
家庭の悩み、学校での悩み、友達関係、将来への不安。
彼女の言葉は止まらない。
やがてこみ上げる感情を抑えきれなくなり、突然用務員さんの胸に飛び込む!
大足:「ど、どうしたんだ?」
女子:「用務員さんわたし!わたし!」
大足:「ダメだよ、ボクは用務員でキミは・・!」
女子:「お願いだから、今日だけ、今日だけでいいのーー!!」
大足:「そ、そんな事が許される訳が・・ダメだ、ダメ・・(ソコ特にダメ)・・ダメだって・・あ・・あ゛・・あ゛ぁ゛ぁーーーーーー!!!!」
---- 1時間後 -----
夕焼けの向こうに帰っていく女子。
何かが吹っ切れたのか、その後ろ姿はどこか清々しい。
これで彼女は立ち直れたのだろうか?
今はただ、あの愛くるしい笑顔が戻ることを祈るのみである。
また何か辛い事があったらいつでもおいで。
どんな相談にも乗るよ。
だってわたしは。
用務員なんだから(キリッ)。
こうして用務員さんの忙しい1日は終わった。
明日はまた違う女子が、用務員さんの助けを求めてやってくるだろう。
そしてそんな女子を救うべく、用務員さんはまた頑張るのである。
用務員さんに安息の時間はない。
負けるな!用務員さん!!
戦え!用務員さん!!
・・・そんな用務員に。
わたしはなりたい。
用務員募集中の女子校の情報がありましたら、ぜひ当ブログまでご一報を!
悩める女子を。
わたしが救います!
だってわたしは。
用務員なんだからっっっ!!!!
武骨屋商店。
先客3人。
店内静か。
誰もしゃべらず。
ただラーメン食う音だけがずずずーーーー。
この空気感。
相変わらずだなー(笑)。
オーダーは”鬼にぼしらーめん”。
どのくらい「鬼」なのか。
食うてみましょう。
スープは完濁のブラウン。
液質ざらり。
いきなりガコーン!とキますね、煮干し。
あの乾いた硬質なフレーバーがガリガリと鼻を引っ搔く。
そして武骨屋特有のクリーミーな豚骨。
太い動物の味が柔らかく舌に流れ込む。
イイっすね~、この硬と柔のバランス♪
でもある程度食べ進むと、ちょっと油クドさが出てくんのが気になるのよね。
そこらへんもうちょい調整してもらえると嬉しい。
麺はいつもの細麺。
質感やや硬。
噛みつぶす時のぷつぷつっとした食感が実に小気味よく。
パワフルなスープに負けない主張の強さ。
小麦の味もどしっと重みがあり。
豚骨のうま味との融合感が抜群!
後から鼻にすっと抜ける煮干しの香りもいいですね。
味の印象をギュッと硬く結んでくれる。
チャーシュー。
いつの間にか仕様変更になってて、ブロックからロールタイプへと変わっております。
以前のチャーシューは、脂の甘みがどろんと強いスタイルでしたが。
こちらは脂感控え目、肉の味が真中にどすんコとあるタイプ。
質感ほろんと崩れやすく、舌の上に乗せるとやんわり柔ら~か。
結構厚めに切ってあるので、味に重みがあり、力あふれる食べ応え。
前のチャーシューも好きだったけど。
このチャーシューもいいね!
【替玉(無料)】
替玉は1回まで無料。
大盛り200円取る店が増えてきてる中、替玉無料ってのは嬉しいね。
ラーメン屋さんは大変だろうけど、やっぱ食う側としてはラーメンインフレに逆行する流れは大歓迎!
硬さは”普通”を指定。
スープにざぼっと放り込み、卓上のタレをぐるりと一周、ずるる!とすすり込む。
いいっスね、このぷつぷつ食感。
ひと噛みひと噛みの軽快感がタマンナイ♪
やっぱこの店の替玉は硬さ普通に限りますわ。
元々の麺質が結構硬いから、これを硬茹でにしちゃうと硬過ぎて食感が味のインパクトを上回っちゃうのよね~。
つるっと終丼。
武骨屋の煮干しラーメン。
美味しーくいただきました。
ごちそうさま。
【魚介最強 鬼にぼし&鬼かつお】
後もうひとつ、かつおのラーメンもあるので。
次回はそちらを。