前回の続きです。
てんがらの限定コラボラーメン2発目。
初代けいすけ監修の”黒味噌ラーメン”。
ちなみに店内POPにはメニュー名”黒味噌ラーメン”の前に「復刻」なんて文字が付いてますが。
これ、アレかね?
初代けいすけ行っても、現在は提供されてない廃盤メニューってことなのかね?
こっちにはない店なので、その辺よー分かりません。
はい、こちらがその黒味噌ラーメン。
なるほど、黒いわ。
ぱっと見、大河の黒味噌らーめんにそっくり。
だけど大河の黒は「いかすみ」、けいすけの黒は「炭」。
見た目は似てても、「黒」の原料は全然違うのよね。
そんでは寒いし。
冷めん内にいただきましょー!
スープはド黒。
液温鬼熱。
味噌の味、真ん中にどかん!ですね。
太い大豆の味がずしっと沈み込む。
塩ちょっと強め。
ただ味噌の重みがしっかり効いてるのでとんがった感じはなく。
隙間のないガッチリ高密な味。
ちょっとラー油入ってるね。
唐辛子の辛みが、味にぴりっと刺激的なアクセントを付ける。
麺は中細麺。
茹で加減普通。
舌触りつるりと滑り良く。
ハネの強いぷるぷる食感が実に躍動的。
小麦の味わい優しく。
柔らかな甘味がしっとりとにじみ出す。
そして黒味噌スープとの融合感がもう抜群!
味噌と小麦の味がぴたっと重なって。
豊かなうま味がゆったり喉を落ちていく。
チャーシュー、デカイ方。
豚バラのロール。
肉質むっちり。
弾力もしっかりあり。
ややハードな歯応え。
味も力強く。
重心の低い赤身の味に、甘重い脂の味。
どしっと舌を押すヘビーテイスト。
チャーシュー、ちっちゃい方。
前回食べた煮干ラーメンにも乗っかってたヤツね。
歯当たり柔らかしっとり。
噛むと同時にあのスモーキーなフレーバーがばっと湧き上がり。
シガーの煙のようにふるふると鼻をくすぐる。
薄くて小さいけど湧き出す肉の味は豊潤で。
ひと言で言うと。
もー。
クッソうめー♪(笑)
味玉。
とろりと流れ出す半熟の黄身。
濃密な甘味は贅沢な程に滑らかで。
白身にほんのりしみ込んでる塩気がまたいいですね。
黄身の甘味にカリっとしたミネラル感を加え、味をきりりと引き締める。
ずるるずるると食べ続け。
終丼。
初代けいすけ監修の”黒味噌ラーメン”。
味噌のうま味が存分に楽しめる食べ応え満点のラーメンでした。
さて今回食べた、”すごい煮干ラーメン”&”黒味噌ラーメン”。
どっちがおすすめ?と聞かれれば。
黒味噌ラーメンですね。
ただ優劣の問題じゃなく、単に煮干しより味噌の方が好きというわたしの個人的嗜好が理由なので。
煮干し好きの人は間違いなく煮干ラーメンの方を推すはず。
どっちが美味いかは食べ手次第。
まあいっぺん。
食ってみてください。
なおいつまでの限定なのかは不明。
在庫なくなったら終了、みたいな感じなのかも。
ごちそうさま。