今回は見逃し、読み飛ばしを改善するためのテクニック(技術)をご紹介します。

それは問題文中に○や□や一などの印(しるし)をつけていくことです。


たとえば、

算数の文章題では、数字や単位の部分を○で囲む。

国語の文章読解でも、本文中の重要な文に―を引いたり、重要な接続語を○で囲む。

他の科目でも出題文中の重要な部分や設問条件等の部分に印をつけることです。

 

注意するべき所に印を付ける時点で視覚認知したことになりますので、これだけで見落としは激減します。印は、後で見直すために重要な部分を目立たせておくという意味もありますが、それ以上に視覚認知を促して見落としを減らす効果が大きいのです。

 

これは私が塾でケアレスミスの多い生徒にやらせている方法です。
これを愚直に実行する生徒はケアレスミスが激減し、テストや試験でのケアレスミスは最小限に抑えることができます。

 

最初のうちは、かたっぱしから印をつけていき、問題文が真っ黒になってもかまいません。

慣れてくると重要な部分、自分が見落とし易い部分が分かってくるので印の数も減ってきます。



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