ある話題で、だれかと議論がはじまったとします。
あなたは正論を言い続け、相手を納得させようとしますか?
アメリカのデール・カーネギーは
名著「人を動かす」の中で、こう言っています。
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他人のあら探しは、なんの役にも立たない。
相手は、すぐさま防御体制をしいて、
なんとか自分を正当化しようとするだろう。
それに、自尊心を傷けられた相手は、
結局、反抗心を起すことになり、
まことに危険である。
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泥棒ですら、自分を正当化するといいます。
「そんなところに置いておく方が悪い」
「俺だって、盗むだけの理由があったんだ」
だから
「そんなことをしたらだめだ」
といくら相手を説得しようとしても
あまり効果がないようです。
なぜならいつでも自分の行動は「正しい」し
それなりの根拠もあって行動しているからです。
むしろ
「なぜ、このような行動を起こすのか」
と相手の立場を理解するように努めることが大切だと
カーネギーは言っています。
「なぜ、ぜんぜん勉強しないの。」
「どうして、いつも寝坊ばかりするの。」
「どうして、そんなにだらしないの。」
そうやって、ついつい子どもを頭ごなしに叱ってしまいますが
子どもには、それなりの理由や原因があると思います。
まずは、それを理解することが大切かもしれませんね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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