末吉・粉川結果あり

相手の三瓶も、12勝3敗とまずまずの戦績なんだけど、2ラウンド目からは末吉が圧倒。

……試合後、「まだまだ練習と本番との開きがあるのが課題」と本人が言っていた通り、あれよりさらに強い。

面白いようにパンチを当て、いつ終わるのかなと思ってたら。

ボガンと一撃！

末吉ダウン！

をいをいをい〜〜！！

……これが反対だったら盛り上がるが、逆転される側だと困る。

が、そのラウンドはすぐに終わり。

次のラウンドも、まぁ大丈夫だった。

……けれどもいけるかもしれないと感じた相手、息を吹き返す。

パンチを食らいつつ前に出て、一発を狙う。

身内じゃなきゃ純粋に面白い試合だった。

最後まで前に出続け、一発を狙う。

クリーンヒットでは勝ってるものの、末吉タジタジだった。

しかし最後には相手側タオル。

むしろ遅かったぐらい。

でも投げ損なうとまたタイミング難しいんだろうなぁ…。

……こういう、ポコポコもらい続ける試合が、レフリーもセコンドも止めにくく、結果として一番危ない。

KO勝ちにもかかわらず試合後は険しい顔をしてた。

……けど、勝って学べた。

その意味では一番本人のためになる試合だった。

そのままセミファイナル。

松尾対大保。

1ラウンドすぐに日本ランク1位の松尾のパンチ直撃。

すぐに終わるかと思われたが、大保かなり粘り、判定までもつれたが、やはり松尾の判定勝利。

メイン粉川。

このフェイントの右フックの出し方、角度なんて瓜二つ。

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