小規模型のデイサービス | 幸せ介護はハピネス♪ 出会い~幸せ~絆 そして信頼関係へ…

小規模型のデイサービス

こんばんはニコニコ渕辺です(=⌒▽⌒=)



台風も18号が過ぎ去り・・・19号が迫ってきています。


御嶽山の噴火や土石流などの災害が続き多くの人が亡くなっています。

自然の驚異は収まるところがないように思えます。

亡くなられた方々のご冥福を祈ります。



10月には、宮崎に帰る予定でしたが

彼のことがあり、帰るのを中止しました。



私の中での予定は、10月になったら人工呼吸器が外れて

リハビリ病院への転院を予想していたからです。


主治医からは、自発呼吸はあるが呼吸器なしではまだまだ・・・

その話を聞いて諦めました。


手足の麻痺は続きピクリともしない。



彼自身の友人には連絡していましたが

まだ、面会できる状態ではなかったのでそのことを友人たちに伝えました。


しかし、現状の様子では呼吸器が外れるのはもっと先です。



面会のたびに筋力の低下とともに彼の体はやせ細っており

顔もげっそりとしています。


気切して人工呼吸器がついている状態でも

今の方が元気なころの面影があるので思い切って

面会に来てもらうことにしました。



子供のころからの友人たちです。


女の私にはわからない男の友情で結ばれてます。

みんなの顔を見ることで少しでも意欲が出ることを期待しています。


しかし・・・


昨夕に病院の主治医から電話があり

一時、落ち着いた肺炎が悪化してICUへの転棟を行うとのこと。


ギランバレーの症例は

この病院でも少ないのですがかなりひどい方のようです。


2回グロブリン療法を行っても症状は改善せず、麻痺はひどくなり

3回目の治療を予定しているということでした。



頭の中では最悪のこともよぎります。

この病院だから助かったのですが、他の病院では対応できないでしょう。


ずっと気になっていたのは彼のお母さん。

90代で軽度の認知はありますが、少しの距離なら歩けます。


実の息子が入院して状況があまりひどいので

兄の判断で面会には行っていません。


今よりも衰弱した彼を見せるのは酷な気がしますので

早めの面会を兄を通して促しました。



今週は、デイの運動会もあるので千葉に行く予定はありませんでしたが

急遽、シフトを調整して千葉に運動会が終了してから行くことにしました。



顔面の麻痺はさらに進んでおり

口は開いたまま、舌はベロンと垂れ下がっています。


口角からは流涎(よだれ)が出ていました。


生気のない顔・・・

とても辛そうに見えました。


千葉からの帰り道

今日の彼の様子を娘にどのように伝えたらいいのかを悩みました。


介護の仕事として関わる自分。

病気と戦う家族としての立場の自分。


・・・気持ちは複雑です。




ハピネスは、訪問介護と通所介護を行っています。


訪問介護は、渕辺がサービス提供責任者。

通所介護は、T生活相談員が行っています。




通所介護の後ろには、ちらっと私の影( ̄▽+ ̄*)



そうです・・・



あれこれのご意見番は、私の役目なのです。



私が後ろで張り付いていることで

プラスの効果とマイナスの効果を生み出すことになります。


デイのスタッフがプラスと見るのかマイナスと見るのかはスタッフ自身の問題。

それは、代表も一緒かもしれませんねぇ~



しかし・・・


私が口を出すのはあくまでもご利用者様にとってこうしてほしいという願いから

そのことを理解してくれるかどうかはスタッフの判断です。



小規模型のデイサービスは

一日のデイのご利用者様が10名ということもあり

お一人おひとりに目配りが出来て細やかなケアが提供できます。



と・・・


私は考えます。



デイホーム ハピネスを初めて3年が経過し

月を追うごとにご利用者様は増えていますがその分スタッフの目ははてなマーク



その日の業務に、つい目がいってしまいます。

すると、ご利用者様が置き去りになってしまいます。


放置ではありませんが・・・

デイフロアでご利用者様が、じーっと座って寂しそうにしている姿は辛い


これは、わたくし個人の感想です(ノ_-。)




では、お一人おひとりに目配りや気配りするのにはどうしたらよいのでしょうか?


当然に、日々の業務を行うことは大切ですが

優先順位を考えて仕事をすれば

そんなに難しいことではないような気がします




ここ最近は、娘と行動を共にすることが多く

その中で仕事の話もします。


8年間務めた歯科では、彼女は「サブチーフ」と呼ばれていました。

※そんな役職はありませんが



話を聞くと・・・

私と同じような仕事をしていたようです。



その中で娘に言われた言葉は!?

ダメよ~ママ、もっと大人にならなきゃ~


この言葉は私の心の中に響きました。



その言葉を胸に秘めて、スタッフへの教育に力を注ぎたいと思います。



デイホーム ハピネスは、3単位のデイです。

(一日のデイ・午前・午後の半日コース)



何故?3単位?


これは、ご利用者様やご家族様のニーズに合わせたのです。



その分、スタッフの人数配置は難しくなりますが

ご希望に合わせる事が出来ます。


午前中でデイを終えて午後はゆっくりしたい方

午前中はゆっくりして午後から出かけたい方


一日のデイでも短めなので一日過ごすのが長すぎることもありません。



少人数の良さは、フロアの大きさもありますが

見渡せる範囲でご利用者様お一人おひとりの動きがわかりやすい・・・。


また、ご利用者様のアセスメントの把握をしておくことや

状態の変化を申し送りノート等で申し送っておくことで

スタッフ間の共通の情報を持つことが出来ます。



業務の流れを把握して、何を優先して動けばよいのかがわかれば

仕事の段取りが出来るようになります。



一つ一つの仕事には意味がありますので

そのことを理解していると何事もスムーズに出来るはず・・・


そこに仕事への取り組みや責任感が出来ていれば万全なはず!?



日々の業務でスタッフの動きを見ているとよくわかります。


自分目線で仕事をするのか?

相手目線で仕事をするのか?



業務が始まる前に

当日の仕事のことを考えながら始めているのか?


厳しい言い方かもしれませんが

年齢に関わらず、職種に関わらず同じであると考えます。




以前、勤務していた理事長が朝礼で・・・


みなさん~介護保険が始まると大変なことになるんですよ~

これからは、やった分だけのお金しか入らない・・・

皆さんがどれだけの仕事の結果を残せるかで

施設に入るお金が変わってくる。」



・・・他人事のように私は聞いていました。



訪問介護でも通所介護でも同じで

ご利用者様がいなければ介護報酬は入りません。


例え、サービスを利用していただけたとしても

ハピネスのサービスがよくないと判断されれば

ご利用者様はサービスを受けません



すると・・・


会社に入るお金は少なくなり、会社の経費や人件費も賄うことが出来ません。



質の高いサービスを提供したい・・・



これは

ハピネスを始めたころからの会社の方針でした

人の入れ替わりが多かろうがこの部分だけは譲れません。



目標は目標ですが

努力しなければ結果を出すことは出来ないのです。


そのことをハピネスのスタッフ全員が理解してほしいと願っています。




ご利用者様の「笑顔」は、私たち全員の力の源です。



この笑顔があるから皆が頑張れること

介護の仕事を続けられるということを理解してほしいです。




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