怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツ人の塩辛いスープに変化を期待したい。

2018年02月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
仲間の一人、ドイツ人I子さんが「緑色の紙でかえるを折って欲しい」と頼んできた。
彼女が自力で途中まで仕上げたのはこれ。

ははぁー、跳ねるカエルだな。いったい、どうしてそんなものを知っているのだろう、と思いながら喜んで彼女の要望に答えることにした。
三つほど仕上げてI子さんに渡した。目は黒い紙を穴あけパンチを使って切り抜いたものを貼った。

さて、I子さんと折り紙カエルについて談笑していると、裏の単身者向け住宅に住んでいる20歳代ドイツ人のK子さんがやってきた。
「りすさん、スープを作ったのだけど、試してみます? キノコと卵、少々の野菜を使っています」
材料を詳しく言うのは、このグループに属している仲間たちが食にこだわりを持っていることが多いからだ。
菜食主義者のK子さんは肉食を避けているけれど、卵や乳製品はOKなようだ。
日本に留学したことがあるMさんはヴィーガンだ。日本食の出汁でさえ、魚を使ったものを嫌う。ああ、勝手にやってくれ。

何でも食べる主義の私は(肉は得意でないけれど)面倒くさいこと言わないでさっさと持ってきて、と思いながらK子さんの解説を聞いていた。
やってきたスープはいい香りがした。
ドイツ人の作るスープは一般的に非常に塩辛い。レストランなどのスープはたまげるほどだ。日本の減塩運動に疑問を抱くほどの塩辛さ。
それを覚悟で彼女のスープを試した。おお!旨い!
これはもしかして、私の味覚がドイツ並になったのか、K子さんが減塩を意識して作ったのか、あるいは彼女がもともとそういう味覚なのか。
ともあれ、塩辛すぎるスープをドイツ人が少しでも減ってくれるのはいいことだと思った。

家に戻ると、義母が私がいない間に食べた昼食の残りを食べろと迫った。

へ?
これはいくら身内でも「食べなさい」と勧める量ではないのではないか?
私の胃袋はこんなに小さいと思われているのか。
スープだけだった昼食には辛い夕食となった。丸パン1個にクリームチーズをたっぷり塗ったものと、クリスマスクッキーの残り(まだあるんだぞ!!)を食べたから大丈夫。







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