怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

取り皿は無し

2015年10月05日 | おいしいもの
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中国人女性の家で、中国人女性三人とシリア人男性一人を交えて食事した。

右下の黒っぽい四角の固まりは私が焼いて持参したケーキミックスを使ったチョコレートケーキだ。
みんなでわいわいと料理を運び、それぞれに飯茶碗と箸(シリア人にはスプーン)が配られたところで、私は「スープ椀と取り皿を持ってきましょう」と言ってしまった。
発言してすぐに取り消した。そうだ、中国人たちは飯茶碗一つでスープもおかずも食べてしまうんだった。
私の無作法な発言はみな、聞こえていなかったらしく、何事もなく、無事に飯茶碗だけで食事が開始された。ほっ。
すべての料理がかなり薄味で、私はしょうゆが欲しかった。が、味付けに不満を表現するようで言い出すことができなかった。別の中国人女性の集まりでは遠慮なく塩を要求していた人がいたので、大丈夫とは知っていたのだけれど・・・
シリア人にはこの食卓をどのように感じたのだろう。在独1年にも満たないのに流暢にドイツを操っていた。
母国では中学の国語の教師だったそう。そう、アラビア語の先生。

私の名前をアラビア語で書いてくれた。
丁寧にはっきり書いている様子が、アラビア文字を全然知らない私にもよく伝わってくる。
彼は難民。容貌は言われなければドイツ人と間違えてしまうほど白人種に近い。母国には妻子が残っているらしい。いずれこちらにやってくることだろう。


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