怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

過酷なチラシ配り

2014年08月18日 | 物品
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しばらくチラシ配りの仕事をした。ウチの周囲130世帯、毎週末にスーパーの広告の束をポスティング。

義両親たちはこの緑の台車を出して使うように言った。

かなり古い品の様子。仕事を辞める頃にはタイヤのゴム部分がぼろぼろになってしまったものね。
これを引っ張って歩く指導を義父がしたくてたまらなかったらしく、かわいそうな犠牲者になってしまった私。
「お前は物理を勉強しなかったのかーっ」と怒鳴られたぞ。ああっ、家賃だ、家賃!(義父の相手をするのは家賃、と心がけることにした年頭の誓いより)

一度やってみたかった仕事で、実際に携わってみて面白い部分もあったのだけれど、かなり過酷な条件だったことで辞めざるを得なかった。
第一に怖ろしく低賃金だったこと。配るだけでなく、配る前に一世帯分あたりのチラシをまとめる作業なども給与に含まれていて、それにかかる時間なども合計して時給を換算したら300円くらいになった。手際よくやればドイツの最低賃金となる予定の900円くらいになるのかなぁ、と呆然と思った・・・
街中ではあまりの低賃金のせいで、これをやる人がいないらしく、一箇所にまとめて置いてあるのを欲しい住民が取りに行っているという話も聞いた。
第二に、私が急な病気などでできないときは私自身が代理を探さなくてはいけなかったこと。義両親や夫にやらせるわけにいかない。
第三に、夏場はいいけれど冬には絶対辛いだろう、とよくわかったからだ。広告を満載したこの台車はかなりの重さになる。凍結した道でこれを扱うのは危険とも思えるぞ。

夫も同じように感じていたので、夫が率先して私を辞めさせた~。あーあ。
ハーゼよ、週末は一緒にテレビ観て楽しもうねぇ



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2 コメント

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Unknown (ケイ)
2014-08-18 13:45:25
この持ち手の先端がせめてT型だったらねェ....。
というかコレはきっと乗り物に連結して使用してたんでしょうね。
ちゃりんこで引っ張れば(物理的お言葉で言えば、牽引?^^;)ラクだったかも。
とは言え、冬もそうだけど雨が降っただけでも大変そうだし、辞めて正解だと思いまーす。
Unknown (はいでぃ)
2014-08-18 14:24:10
最近何か私にもできる仕事はないものかと探していて、こういう仕事も考えていたんです。
やっぱり現実は甘くないな・・。
常に募集がある意味がよく分かりました。
仕分けからやる上に代理を立てないと休めないなんて。
しかも冬場にこの重い台車を引っ張って配達するのは並大抵じゃないですよね。
それでなくてもりすさんの小さい体にはかなり過酷だったでしょう。
お疲れ様でした。

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