怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

驚かないジャムピザ

2017年03月02日 | カテゴリー分けするのに飽き
今日も午前中が忙しく、手抜き昼食となった。
義母に冷凍ピザを焼くのを全面的に任せたら、こうなった。

黒っぽく見えるのはジャム。
彼女はジャムとサラミソーセージを加えて焼いたのだ。

ピザにジャムをぬっている義母に驚いた記事を見つけて、それを書いたはずの私が驚いた。
本当に驚いたのかしら。ブログ記事のためにわざと「驚いた」と書いたのかもしれないぞ。
だって、今回、ジャム載せ焼きはまったく平静を保つことができたのだもの。

小麦粉料理にジャムは合う。
チーズにジャムは合う。
肉料理にジャムを添える食文化もあると知り(ドイツでも)それも良し。
そう考えると、ピザにジャムは全く変ではないではないか。
実際、ジャムつきピザはおいしかった。

義母は相変わらず、ピザが嫌いだ。
嫌いなものをジャムを添えて食べる努力をしているのだから、それは素晴らしいではないか。
賞賛しよう、わたしも義母とピザを食べるときはジャムを塗ることにしよう。

もう、食べることにあれこれ決まりを作ってはいけない。
満足に食べることができない子供が地球上にたくさんいることを思うと、大事に大事に食べなくては、と思ってしまう。

街中で「腹がへっています」というダンボール紙を掲げている物乞いの若者に、用意しておいたチョコレートを贈った。
「お金じゃあないけれど・・・」と声をかけた。
本当は現金のほうがいいのだろうな、好きなものを食べられるだろうから。
彼はにっこり笑って「ありがとう」と言ってくれたので救われた。
家にはいつもたくさんチョコレートがある。誰かに分けなくてはいけない、とチラッと思ってすぐ実行したのさ。
この物乞いの彼もジャムつきピザを喜んで食べてくれるだろうか。


1 コメント

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なるほど (前向き)
2017-03-02 06:53:08
 前向きに捉えることは大切ですね。感心しました。
確かに、ピザ生地をパンのようなものととらえれば充分ありかも。周りにも強制されるのは困りますがw
 まあ、みんな一生懸命生きているということでw

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