怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ティッシュは使わない

2016年10月22日 | カテゴリー分けするのに飽き
風邪はまだ治らない。家の中では結構調子いいので、油断して無理をしたり外出したりするととたんに反動が来るので慎重にすごしている。
南米某国在住の日本人友人からも風邪の報告が来た。
あちらは南半球、亜熱帯に属しているとも言われる場所なのに今頃風?と思ったら、冷房でやられたらしい。

時ほぼ同じくして、風邪でお鼻ズルズル咳も止まらず、先ほど今夜の演奏の依頼をキャンセルしたところです。ハープと歌の演奏だったのですが到底無理な状態です。夫は代役探しに奔走してます。
原因は冷房をつけて寝たこと、夫が暑がりで我慢できず、自分に責任があるので私に文句は言えません。私の枕もとのお供は鼻をかむトイレットペーパーと咳止めシロップ、6時間ごと5ml飲んでます。ティッシュは未だに普及してません。


音楽家の彼女、頻繁にステージでの演奏会がある様子だ。
最後の一文「ティッシュは未だに普及していません」に、自分が途上国(日本政府の援助は一時期ものすごかった)に暮していて、物資が豊富でないことを嘆いているのかしらと予想。
私がそこに暮していたときは「西欧州もきっとこうなのだろうな」と思ったものだ。
ラップフィルムを使わない皿の上の残り物保存方法も私はそこで学んだし、実際ここに来て義母がそうしているのを見て「やっぱりぃ」と喜んだものだ。
もっとも、風邪を引いたときにティッシュで鼻をかむのは危険なことを知っているので、私はずいぶん昔から古布を使っていた。
頻繁にティッシュで鼻をかむと、鼻周辺の皮膚が痛んでくるんだ。真っ赤になった鼻で学校にいるのは屈辱だった。
布だとほぼ影響なし、という現実にびっくりしたものだ。
ドイツでも、箱のティッシュをふんだんに使っている家庭は少ないと思う。
ウチは全く買わない。他の家庭でも、置いてあるのを見たことが無い。売られているのは確認しているので存在しているのだろうが、南米同様「未だ普及していません」なんだ!
日本のティッシュやラップフィルムの消費の仕方は、世界的に見ると異様な量なのではないか?

風邪薬を服用することはしないけれど、痛み止めは時々使う。
日本から持参した痛み止めの消費期限が近づいているので、ドイツの品に挑戦してみることとなった。
心配なのは、ドイツ人成人平均体格のおよそ半分位の自分が、こちらの薬品の量に耐えられるかどうかだった。

説明書には、なんと、ちゃんと体重で摂取量が説明されていて感激した。
何とか40キロ以上を保っている現在、私は一度に1~2錠摂取可能だ。
日本の品の多くが15歳以下の摂取を禁止しているのとは違う発想のこちらの市販薬。
結局、痛いの我慢して摂らなかったんだ。日本人得意の我慢ね。まだまだ立派に日本人なわたし。
なかなか薬さえも消費しないぞ、うほほほほ。





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