怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

皿の底からズッキーニとナスが涌いてくる

2018年06月16日 | おいしいもの
街中からちょいと離れたところにある湖。きちんと管理されていて非常に美しい光景を保っている。
遊泳可能地域もあり、子供連れで賑わっている。

私たちはすぐそばのレストランで食事をした。

レストランで食事をすることなどめったにないので、一体何を食べたらいいのか迷ってしまった。
結局、やはりベジタリアン献立の欄から選んだ。食べきれないことはないだろう、と予想したんだ。

やってきたラタトゥイユは少なそうで、ちょいとがっかり。
上に載っているじゃがいもでおなかがいっぱいになるかな、と思った。
右上に写りこんでいる皿はここ半年ほどの付き合いのK子さんのもの。某会合で知り合い、私が日本人と知ると、彼女の息子さんも日本人女性と結婚して東京に住んでいるということで盛り上がって、それから親しく付き合っている。
彼女の皿は「シニア盛り」だ。たいして少なそうもないと感じた。

さて、食べ初めてみると、おいしいのは良いが、なかなか減らない。
食べても食べても皿の底からズッキーニとナスが涌いてくるようだった。うー。ごちそうになっているのに、残すのは失礼だ、と必死になって食べた。
他の四人の女性たちを観察した。全員、肉料理だった。
そして、皆、食べきることができず、残していた。シニア盛りのK子さんまで残していた。
そうか、ドイツのレストランでは残していいのか。いや、次回は私もシニア盛りにして、絶対残さないようにしよう!

普段衣類は質素なドイツ人女性たちも、着飾ると非常に華やかになる。
細かいところは大雑把なのだが、全体の雰囲気に圧倒される。右端の女性のワンピースの柄と彼女の長身、金髪とばっちりあっていた。昔、似たような柄の服を持っていた私。処分して正解、などと思ってしまった。
1人だけ場違いだよな、と卑屈になるのはそろそろ止めておこう。
ちっちゃいんだから、しかたがないさ。
リスとシロクマが並んで記念撮影して、リスが「小さい自分がいやぁぁ」と叫んでいるようなものだな、うほほほほ。






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