怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

鳥獣保護管理法がないドイツ、と期待したいできごと。

2018年05月20日 | 動物
ハト駆除業者がやってきた。鳩害に関する記事はこちら 「夫の鳩嫌いに納得する」 「私も立派な鳩嫌いになってしまった」
3人来たうちの二人が完全武装になった。
「撮影して、中国全土に広めてくださいよ」って彼らがいうので、遠慮なくブログ記事にさせてもらった。
「あ、えっとぉ、中国人ですか?」はっと気付いた彼は、私に尋ねた。
東洋人と見れば中国人って思うのは間違い、と皆気付いてきている。アフガニスタン人にはまるで日本人のような見かけの人もたくさんいる。もっとも、一目で私を日本人だと見抜けるドイツ人数名にも遭遇している。

こんなに本格的な防護服を着用するのは、やはりハトの糞などが人体に危険だからなのだろう。

男性にはちょいと作業しにくい細い壁の間だ。赤いシャツのおじさんは自分が無理と判断したので細い若者従業員を連れてきたようだ。
「二人が作業、一人は指示するだけ、でも請求される料金はちゃんと三人分」って一緒にいたドイツ人70歳女性が嘆いていた。

壁に囲まれたその20メートルほどの隙間の地面にビニールシートが敷かれてあって、その上に鳥の巣があちこちに作られていた。
親鳥たちは飛び去り、まだ飛べないヒナ数羽と卵が残された。卵は廃棄、ヒナは私が探してきた段ボール箱に入れられた。
「どこかに放します」
とは言っていた。まだ飛べない鳥が親なしで生きていけるわけがない。他の動物の餌食になるか・・・
ビニールシートをはがし、水をかけて清掃が続いた。この作業中には中庭中にひどい臭いが広がったので、私は撮影する気になれなかった。


日本のハト駆除業者のサイトを読んでいると、日本には鳥獣保護管理法なるものがあって、鳩も無許可での「捕獲」「殺傷」「採取」を禁止されていて保護の対象だとか。
ドイツにはそういった法律がないのか。あるいは許可を取ったのか。
なんだか、法律はあるけれど許可をとっていないような気がする・・・・
一緒にいたドイツ人女性にその点を尋ねてみようかちょいと悩んだ。この鳥たちが巣立つまで待てないだろう。
「年に数回産卵するのよ」と彼女が言ったもの。
夏過ぎまでこの不衛生な環境に週に数回とはいえ、通うのはごめんだ!

願わくば、法律はあるけれど、実際はそれを無視して駆除してしまうのが通例ってことになっていて欲しい。
動物を保護するあまり、ヒトが病気になるのはかなり違うだろう。
だいたい、この糞まみれの壁や床。きれい好きとされるドイツ人にはどう考えたって耐えられないと思う。

途中で帰宅したので、私はこの作業の終了までを見届けなかった。次回は鳩の糞フリーな中庭に感動できるだろう!
将来的にはこの建物には鳥避けネットが設置されるらしい。
鳩はしぶとく一度作った場所にまた巣を作りたがると書かれてあった。是非、ネット張ってほしい。









1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
洗脳からの覚醒はの学問道場を見ろ! (洗脳からの覚醒はの学問道場を見ろ!)
2019-08-15 10:06:58

国民電波洗脳による、テレビ、新聞、週刊誌、ラジオ等の、嘘八百の見事な洗脳情報と、嘘と騙しと仕掛けと、策略に満ち溢れた世の中で、思考停止状態にある日本人は、自分自身の脳、すなわち思考そのものを点検せよ! 我々はハッ、と気付いて、いや、待てよ! と立ち止まり、常に注意深く、用心深く、警戒し、疑いながら生きれば、騙されることはない。 今までの常識や、全ての事柄を疑うべきだ!

コメントを投稿