ヌーヴェル=アキテーヌ地方
ピレネーアトランティック県
Itxassou(イチャスー ou イッツアスー)
こんにちは!木蓮です。
今日は久しぶりに、我が家でホームパーティーのため準備にバタバタ。(私にとっては明日ですが)
朝から、何を作ろうかと悩んでいましたが、とりあえず適当にアペリティフを作り、メインとデザートがあればいいかな~と思うことにしました。ほんの少しだけ「ホームパーティー」に慣れてきたのかもしれませんね。
さて、今日は!
こんなに何にもない場所にあるItxassouという村。
うちの村よりずっと家が少ないのに、うちの村の10倍近く人口があるという不思議な村。
まぁ、この教会のある中心地ではなく、村の外に向かって新しいお家が建っているのでしょうけどね。(微妙な対抗意識??)
前回ご紹介したEspelette(エスプレット)のお祭りで、実はこの村の方たちと出会いました。
あっ!サクランボのマークだ!
私たちが次にItxassouに行くと言ったら、こちらのマダムがわざわざ見せてくれました。
この日は、ここイチャスーにて「サクランボ祭り」があったのですが、あいにくの雨。ここは「黒サクランボの村」として有名なのです。
いつもはいろいろな催しがあるようですが、さすがにパレード等も質素。先ほどエスプレットで逢ったマダムにも、「今日は行かない」と言われたしな~。
お祭りが行われている会場に入る前に、一般のお家の方の庭が美しく、みんなで紫陽花の写真を撮っていると、お家の方が「どうぞ庭に入ってください」と招待してくださいました。
アスチルベが白、赤、ピンクと揃っていて妙に可愛かったです。
さて、ここイチャスーには3種類の黒サクランボがあります。
Peloa……こちらは深いボルドー色をしていて、5月後半に色づくサクランボ。お店のお姉さんが、一番甘みがあると教えてくれました。
Xapata……こちらはちょうど訪れた時、6月初めに色づくほんのり黄色とピンクのサクランボ。
Beltxa……こちらは6月中旬に色づく黒サクランボ。
(ちなみに、見ての通りXapataは、「ん?黒サクランボ?」と思うのですが、そこは私に突っ込まないでください。)
このバスク地方のサクランボは20世紀に一度消失しかけましたが、そこから農家の方々の努力で復活させたサクランボ。
フレッシュなイチャスーの黒サクランボは、現地に来ないと食べられない!!
ということで、雨の中サクランボを食べまくる、食べまくる……。そのため、写真なんて全然撮ってません(笑)撮ったものも、ピントを外しまくっているのでごめんなさい!(笑)
なぜか全く関係ないすごい量でスモークされているお肉(多分ランチメニューの子羊だと思うのですが)。
ここで、みんなで必死に買ったのがここイチャスー名物黒サクランボのコンフィチュール。
サクランボマークがなんとも可愛くて、2種類買いました。お店のお姉さんお勧めのほうだけ、現在食していますが甘い!(笑)
こんな風に実がしっかりと残っているので、普段はヨーグルトに入れて食べています。
せっかくなので、明日お菓子にでも使おうかな~。
** **
昨日、夫がどうしても夜ご飯を畑で食べたいというので、お弁当を持って行きました。
ちょうどこの時期、畑のナッツ系の木の傍にはハンモックを吊るしているので、一緒に撮っておきました(笑)
8月20日の夜9時ごろまでコチラの記事にて、「フランスの花の村を訪ねる」出版記念プレゼントのお申込みを受け付けていますので、皆さんよろしくお願いいたします!
皆さんのコメント、すべて目を通させていただいています。本当にたくさんのコメントありがとうございます!
現在、紀伊國屋のサイトに少しだけ在庫があるようなので、早く本が欲しい方は是非。